アニバーサリー企画と10周年を終えての御礼

こんにちは、神山しずくプロジェクトです。

各地で猛暑が続いていますね。
徳島はお盆を目前に阿波踊りの練習が追い込みの時期となり、夕暮れ時には遠くでお囃子の音が聞こえたりします。

ちょうど1年前から始まった、しずく10周年記念事業「アニバーサリーバッグ プレゼント企画」が昨日をもちまして無事に終了しました!

しずく10thアニバーサリーバッグ

商品を購入いただいた方を対象に抽選に参加いただき、当たりくじを引いた方にアニバーサリーバッグをプレゼントするという本企画。
当たりくじを引いた方も、そうでなかった方も、企画に参加してくださりありがとうございました!

たくさんの方にこのバッグを迎えていただき、とても嬉しいです。

しずく当選者のみなさま
当選された方々、おめでとうございます!

前回に引き続き、見事当選された方の声をこちらで紹介させていただきますね。

 

「念ずれば叶う」
とってもステキなバック、わたしのところに来て来て来て〜と念じながらクジを引きました😉
大切に使います💓

「とっても嬉しい」
持った感じがとにかく可愛い!
重い物を入れても平気です。マチが広いので見た目以上にたくさん入ります。
お出かけ時の相棒に、大事に使わせていただきます。
ありがとうございました♪

「当たって幸せ♡」
家族旅行で、徳島を訪れた時に偶然見つけたSHIZQさん。
お洒落で素敵なお品が並んでいます。
そして親切な店員さん。神の山での素敵な出会いに感謝です!また是非訪れたいと思います☆
アニバーサリーのバッグ、娘が大変喜んでおりました。ありがとうございました!
またオンラインストアも覗いてみますね♪

しずく当たりくじチャーム
当たりくじを引いたお客様が作られたチャーム

インスタグラムでバッグの存在を知ってくださり、「バッグが可愛くて、見にきました!」と伝えてくださったお客さまもいらっしゃったり、当選された方が喜びの舞を踊ってくださったり、中にはくじ引きをスタッフと心理戦で引かれる方もいらっしゃいました(笑)!

当たりくじも一緒にプレゼントしていたのですが、くじを可愛くチャームにしてくださる方も。私たちの想像を超えて、喜んでいただけたことが本当に幸せでした。

 

10周年という節目の1年を終えて

「たくさん使っていただけるよう、日常に馴染むものを」というコンセプトで作られた、しずくらしいシンプルなデザイン。国産綿100%の8号という厚手の帆布生地を使用しているので、重いものを入れても安心。
また、バッグの製造においては、「地域で関わる人たちと一緒に、ものづくりをしたい」というしずくの想いに協力してくださった方々がいます。
神山町内にある裁断屋の西内商事さん、そしてロゴのシルクスクリーン印刷を担当してくださった徳島市内のらくがき屋さんです。
西内商事さんもらくがき屋さんも、しずくのFRAGRAN FORESTの製造をお手伝いいただいております。

今回のバッグは限定120個という少数でのお願いに、はじめはお受けしていただけるか内心ドキドキしながらご相談に伺いました。企画をお話しすると、お二方とも快諾してくださり、改めてこうして繋がっていただけていることに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

バッグは丈夫さを追求し、厚手で目の粗いキャンパス生地を使用しましたが、生地の特性を踏まえつつ、縫製もプリントもとても綺麗に仕上げてくださいました。

しずくアニバーサリーバッグ製造現場
左が西内商事さん、右がらくがき屋さん

たくさんの方にこのバッグを手に取っていただけたことはもちろん、地域の方と一緒に本当に喜んでいただけるものづくりができたことを、とてもありがたく思います。

このアニバーサリーバッグが、受け取ってくださった方の日常の一部になっていくことを願っています。


 

SHIZQ 10周年ロゴ

おかげさまで、しずくプロジェクト設立10周年を無事に終えることができました。

10周年のはじまりに代表の廣瀬がお伝えした言葉を改めて記したいと思います。(10周年の代表あいさつより

 

10周年を迎えることができた我々は、次の10年、何を選択し、何ができるでしょう。

立ち上げ当初「杉でカップなんて作れない」「山の問題は大きすぎて無駄だ」と、厳しいお言葉を沢山頂きました。


あの頃の僕の心境を、オセロに例えると、真っ黒な盤面の真ん中に白いコマがぽつんとひとつだけ。
そんな状況から、なぜ一歩踏み出すことが出来たのでしょうか。

どうしても湧き上がる「豊かに生きたい。」という「想い」からだったと思います。

(中略)
黒いコマが一つ、また一つとひっくり返ります。
皆さんが見守ってくださり、そして応援してくれることで、盤面はずいぶん変わった様に思います。

 

神山町に移り住むまでの僕は、なーーんにも見えてませんでした。

なにも解っていませんでした。

山や川、暮らしのことに真剣に向きあうことで(勉強嫌いの僕が..)日本史・世界史・貨幣・経済・政治など、僕なりに一生懸命学びました。今では、世界で起こっている様々なコトが、少しずつ、少しずつ、感じられるように、解るようになってきました。

 

そして、とうとう我々が目指すべきものが、はっきりとしてきました。

キーワードは「生物多様性」

 

神山しずくプロジェクトの10周年。

僕が見えてきたものを、皆さんに、ちゃんとお返ししたいと思っています。

 

そんな想いからはじめた様々な記念事業や企画の数々。
初めてのことばかりで決してスマートにできたとは言えないけれど、想像を遥かに超えた実りのある一年でした。

しずく10周年の取組

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□ワクワクする暮らしはワクワクする森から始まる
昔の暮らしと、森に想いを寄せる勉強会
→町内向けにも関わらず100名を超える参加者から大きな反響をいただきました

□生物多様性から学ぶ 暮らしのオンライン学舎
民芸・土中環境・もののけ姫と多様なテーマで計250人近い方が参加。これをきっかけにワークショップに参加された方も

新商品3種オンライン販売開始
→人気シリーズ。ボウルMは晩秋に入荷予定です!

□「めぐる谷の物語」水源涵養力を育むワークショップ
次回の募集も近日開始します!


番外編としては、

□シンポジウムがきっかけで山へ現状を見に行く機会をいただいたり

□新たな木工職人候補の募集、育成した職人の退職、師匠不在?!の新人職人育成…
→詳細はまた後日お伝えします

etc…
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振り返るだけでも眩暈のするような(苦笑)、怒涛の日々でした。

それでも、それらを1つずつ越え創立11年目を迎えられた今、これまでとは見える景色が様変わりしたように感じています。
プロジェクトが生き物として動き出したように思えた5年目の頃にも似た、さらにそれを上回る大きなエネルギー、そして安心感をも感じられています。

きっと、しずくプロジェクトが「みんなのもの」になった感覚と、その”みんな”に対する絶大な信頼から来る感情のように思います。

 

こうしてここまで読んでくださった一人ひとり、しずくを見守り関わり応援してくださるすべての方に、改めて厚く御礼申し上げます。

おかげさまで、ここまで来られました。

 

心新たにして、次の10年を歩んでいきます。

みなさんのよきところで、これからもしずくと関わり交わり、つながっていけたらと願ってやみません。

 

改めて次の10年とその先へも、神山しずくプロジェクトとその想いこそが、みなさんの日常の一部となりそれぞれの毎日が本当の豊かさと安心感で溢れる日々となっていきますよう、邁進していきます。

これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。