年末年始のお知らせ

SHIZQ STOREの年末年始のお休みは、
2021年12月27日(月)〜2022年1月5日(水)とさせていただきます。
新年は2022年1月6日(木)10時から営業開始いたします。
オンラインストアは通常どおりご利用いただけます。
但し、12月27日 (月)以降のご注文分は
2022年1月6日(木)より順次発送とさせていただきます。
恐れ入りますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
SHIZQ STOREの年末年始のお休みは、
2021年12月27日(月)〜2022年1月5日(水)とさせていただきます。
新年は2022年1月6日(木)10時から営業開始いたします。
オンラインストアは通常どおりご利用いただけます。
但し、12月27日 (月)以降のご注文分は
2022年1月6日(木)より順次発送とさせていただきます。
恐れ入りますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
こんにちは。しずくスタッフの東條です。
気がつけば12月。神山も冬を感じる寒さがやってきました。
1年の締めくくりに向けて忙しい日々でもありますが、
クリスマスや年末年始とイベントの多い12月は子どもの頃からなんだかワクワクします。
さて、みなさん、クリスマスの贈り物はもうお決まりですか?
販売開始から徐々に人気の高まっているSHIZQのアロマ商品。
中でも、SLEEPING FOREST エッセンシャルオイル&ディフューザー ギフトセットはクリスマスギフトにもおすすめです。
杉の木部にこだわって、一滴一滴丁寧に抽出したエッセンシャルオイルは優しく心をほぐす香り。
オリジナルディフューザーは電気も火も使わずに済むのも嬉しいポイントで、安心して寝室でもお使いいただけます。
ディフューザーに1滴垂らして、枕元に置くだけ。
杉のオイルに含まれるリラックス成分が、がんばった1日の終わりにそっと安らぎを届けてくれます。
これまでご愛用いただいている方からは
・オイルもディフューザーも100%神山町の杉で作られていて安心して使える。
・強すぎない香りで使いやすく、プレゼントしやすい。
・就寝前以外でもちょっとイライラしたときに、香りを嗅ぐと落ち着きます。笑
と、嬉しいお声をいただいています。
1年を振り返り、大切な人を想う12月。
「いつもありがとう。これからもよろしくね。」の気持ちと一緒に、癒しの時間を届けませんか。
ぜひ、店頭やオンラインストアでチェックしてみてくださいね。
こんにちは、神山しずくプロジェクトの渡邉です。
すっかり冬らしい日も増え、神山では薪ストーブシーズンの到来です。
新たにスタッフを迎えたとき、冬になると薪割りや焚き付け方を覚えてもらうのですが…
今年はなんと!教えることなく薪ストーブを点けられる新スタッフが登場!
上手に点けられるようになるには一定期間レクチャーがいるので、なんとも頼もしいことです。
今日は、しずくが新しく迎えた個性あふれる新スタッフの紹介を通じて、
新しいチャレンジであるチームのあり方についてご紹介します。
スタッフ懇親会@夜のSHIZQ STORE
topics
・6人の仲間が10人に!
・ダンサー、奏者、フリーランス、大学生?
・多様性の強みを実感
・「採用時」の大事なポイント
・仲間が増えるときの真の主役は?
6人の仲間が10人に!
デザイン会社が運営する神山しずくプロジェクトは、
代表を含め6名で運営してきましたが、この夏の間に、10名に。
過疎の町で、かつ古式のモノづくりを始めた私たちが
「10人になった」と話すと、大層ビックリされます。
もちろん、そんなに簡単に人を増やすことはできません。
以前お伝えした通り、1名は地域おこし協力隊。
残り3名はパートタイム出勤でのスタッフです。
「それでも、このタイミングで増やしたい。」
「そんな条件でも働きたい」とご縁が重なり、実現しました。
ダンサー、奏者、フリーランス、大学生?
新スタッフ1人目は、SHIZQ STORE販売スタッフの優子さん。
彼女は神山に移住して1年半、長らく東京で秘書として働いていました。
ライフワークはダンサー。さまざまな思想を超えた感性を生かした奉納舞など、
自然界と人とを繋ぐやわらかなインスピレーションの持ち主で、
SHIZQの世界観を伝えてくれています。
2人目は、事務所とラボ・ストアの裏側で縦横無尽に活躍する理美さん。
神山に移住して1年、都内外の官公庁などで働き、音楽留学もしていたファゴット奏者。
子どもの頃からの職人好きが高じて、しずくのモノづくりに魅了された才女は、
持ち前のバイテリティを生かし、多方面からしずくを支えてくれています。
3人目は、デザイナーとしてしずくに関わる景子さん。
徳島の豊かさの源泉である吉野川流域で青春時代を過ごし、自然遊びはお手のもの。
海外でデザイナーとして働き始め、
しずくを支えるデザイン会社で学びながら個人での仕事もしています。
彼女を育んだ徳島の川や山との関わりを、しずくに結び繋いでくれることで、
新しい出会いや発見が生まれています。
4人目は、9月にお伝えした職人候補の鈴木。
現役の大学4年生ながら、卒業を待たずにしずくで働き始めました。
学業と両立しながら、着々と修行に励んでいます。
オープンマインドで田舎スキルの師匠をどんどん見つけ、
自宅の改装など神山暮らしを大満喫しています。
多様性の強みを実感
新たな雇用は、大きな労力と決断力を要します。
今まで、正社員として受け入れ育てる方法にこだわってきた私たち。
そこには明確な基準があるものの、
部分的な関わりのスタッフに、それを求めるのは厳しいのではないか?
長らく悩んできた私の想像を超えて、新メンバーが加わってから、
あれよあれよと言う間にチームの風通しが格段に良くなっていきました。
全員が十分に発言できる6人と比較しても、です。
全体をとりまく空気が攪拌されるような、
さわやかな風が流れ続ける状態へと変容したイメージです。
それをもたらした彼らに共通するのは、
身軽で柔軟、自分の判断軸を明確に持っていること。
まるで、かつての旅人が多くの文化や情報の伝達者として、
行く先々で恵みのヒントを与えてきたように、
彼らもまた同種の強みがあったのです。
第三者目線を持ちながら、当事者として行動できる存在は、
ひたすら地道に活動を続けてきた私たちに、
新鮮なスパイスとなって刺激を与えてくれるのです。
「採用時」の大事なポイント
「しずくの職人になりたい!」というひとりの青年が現れた2016年の冬。
奇跡!と震えたできごとから5年。
同じインパクトを持った出会いが定期的に訪れています。
もう、これは奇跡ではない。
そう思えるようになったのは、つい最近のこと。
前述の通り、仲間を得る時の明確な基準を、数年かけて見出し、
その実証実験とも言える経験を積み、確信へと変わったからです。
その基準とは、しずくのファンであること。
私たちの暮らしや思想に共感し、すでに何かの行動を起こしていること。
スキルや経歴ではありません。
私たちにとって必要な役割を担い得るかも大切ですが、
それ以上にその方の根幹にあるものとしずくのスタイルが合うか合わないか、ただそれだけです。
限りある時間を使うのだから、対等であり、
「採用試験」ではなくお見合いのような感覚で、ミスマッチを防ぎたい。
互いの人生にとって最良かどうか、一緒に人生を作っていけるか、の見極め。
それを丁寧に確認していくのが、しずくの「採用時」のプロセスです。
山の師匠・金泉さんの家で恒例のBBQ
仲間が増えるときの真の主役は?
忘れてはならないのは、新しい仲間を受け入れる際の本当の主役は、
受け入れ側である先輩スタッフだということ。
今回、新たなメンバーが短期間になじみ活躍できるのも、
その素地をコツコツと築いてきたからこそ。
増員はチームにとっては先行投資。
ともに働く先人が、その意味を真に理解してはじめて機能するものだと知りました。
互いを尊重し、互いの存在の必要性を明確に理解するから、
それぞれが与える影響を前向きに受け止められる土壌となる。
そこに、1人1人が差し出せる能力や気持ちを、
少しずつ持ち寄って、思いがけない反応やできごとが生まれています。
脇目を振る余裕もなく、ただ愚直にこの活動を育ててきた8年間。
そこに彼らの存在が、チーム全体にわずかなゆらぎを持たせ、
ゆっくりと世界を広げてくれています。
それは、不思議な必然性すら感じられるほど。
今までに味わったことのない心強さや安定感。
ふつふつと湧き上がるエネルギーのような、
そんな力強さを、チーム全体に感じられているのです。
しずくを始めて9年目、困難も多いプロジェクトですが、
地元の職人たちに救われ、仲間に恵まれ、今いっそうの可能性を感じています。
しずくに携わる全員の個性や幅を、未来へ向かって広げられるように、
大事に大事に守り育てていきたい。
それがこの活動を広げていく大きな推進力となるものだから。
まだまだチャレンジしたい計画も温めています。
ますます進化するしずくプロジェクト、これからもどうぞお楽しみに。
2021年11月1,2,3日に行われた明治神宮秋の大祭に、徳島県の特産品として、
2022.8.1 更新
こんにちは。神山しずくプロジェクトの渡邉です。
冬に近づくこの季節は紅葉やファッションも、こっくりとした色味に惹かれますね。
SHIZQの器には、杉のナチュラルカラーを生かしたクリアコーティング仕上げの鶴シリーズと、漆を施した亀・亀八シリーズがあります。
これからの時期には、落ち着いた雰囲気の漆の人気がいつも以上に高まってくるのです。
今日は、そんな漆についての紹介として、亀・亀八シリーズについて初公開のお話をお伝えしたいと思います。
左:マット仕上げの亀ロックグラス 右:ツヤ出し仕上げの亀八ロックグラス
拭き漆5回塗り仕上げ。
さらさらとした触り心地のなかにはっきりとした年輪の質感を感じます。シックなマット仕上げで特別感を演出。
鶴亀セットで結婚式のお祝いなどに人気です。
拭き漆8回塗り仕上げ。
手に吸いつくような触り心地とゴールドに輝く年輪。光を浴びて艶めく佇まいは、息を飲むほど。
最上位の貫禄が、長寿や受賞記念など栄えあるお祝いにも喜ばれています。
仕上がりの質感の違いで同じ拭き漆ながらも、別シリーズとして展開しています。
SHIZQを発売開始した当初は、鶴・亀シリーズのみでスタートしました。
それから2年ほど経ったある日のこと。
納品された亀シリーズのカップを検品しているとひときわ目を引くものが2つ。持ち上げよく見てみると、それはそれは美しい光を放っているのです。
「どうして、この子たちだけこんなにも違うの?」
そんな純粋な疑問を漆塗りをお願いしている漆芸家の泉谷さんに尋ねてみると、、
「杉に付いていた傷が取れるまで、しっかりと磨いたからだと思います。」
聞けば、一緒に納品された他のものに比べ倍近い手間と漆を使って下さっていたのです。
杉は他の樹種に比べても柔らかく、傷が入りやすい繊細な素材。コーティング前の無垢の状態では、十分に気をつけていても、塗料を塗って、初めて見えるようになる小さな傷もあるほどです。
ただ、塗装の工程に進んだものを戻すのは現実的には難しく悩ましい。そんな時、元々付いている傷だから、と担当の仕事だけでやり終えることも可能ではあります。
でも、泉谷さんはそうはしませんでした。
杉の弱さをカバーし商品として本当に美しいものを提供しようと、見逃すことなく根気強く杉と向き合ってくださった結果、光り輝く艶めきが生み出されたのです。
この美しさは再現可能なのか、どれほど時間やコストが掛かるのか。
検証するため1番小さな商品で試作をお願いしました。
そうして生まれた、煌めく小さなぐい呑みは、酒の肴がいらないくらい満足感の高い惚れ惚れとする逸品となって、私たちの前に現れました。
最初の気付きから、すっかりその艶に魅了されながらも価格を考えると本当に商品として成立するのか?現実的な不安もありました。
商品開発も値段設定も未経験で迷う私に、泉谷さんの一言が商品化を決心させました。
「私、このぐい呑み、本気で欲しいと思いました。」
実は、亀八シリーズは亀シリーズよりも手間がかかっているから大変で、亀は簡単と言う単純な話ではありません。
亀八シリーズは手間を惜しまず、漆を惜しまず、凹凸のある杉の表面が鏡面となって光が均一に反射するほど、磨き上げて作り出されます。
手を掛けるほどに美しさを増す一方、作品ではなくSHIZQの”商品”である以上、統一された品質をいくつも作る必要があります。
使える時間や労力には限りがある中で、積み重ね極める美しさ、と言えるでしょう。
逆に亀シリーズは亀シリーズならではの良さをさらに伸ばし、漆をたっぷり吸った杉の質感を生かす方針に。
これも、泉谷さんがアイディアをくださいました。
杉は厳密には年輪の濃い部分が硬く、その間の薄い部分が非常に柔らかい二種類の硬さの繊維が交互に重なって層となっています。
硬い部分は漆を吸い込みにくく、柔らかい部分は漆をぐんぐん吸い込みます。
その結果、漆を多く吸ってぎゅっと固まる部分が沈み、表面の凹凸により大きな差が生じます。
これが、年輪を手触りで感じられる質感となるのです。
この指先で感じる年輪を残すためには、磨きは最小限。
亀シリーズは、少ない手数でイメージに近づける、ミニマルを極める美しさです。泉谷さんは「手を掛けられるチャンスが少ない分、亀の方がより難しい」と話します。
甲乙つけ難い特長を持つSHIZQの漆器。手間と材料費の差で、価格も変わります。
それでも購入されるお客さまはみなさん、値段の差よりも物自体の違いを見極め、お好みや使うシーンと照らし合わせて気持ちよくお買い物をしてくださいます。
決して安くない価格にも関わらず、そのような選び方をしてくださるお客さまと、そうしてもらえるだけのパワーを持った商品であること、
そのどちらにも私は誇りを感じています。
そんな気づきがあったのも同じ杉の木に同じ漆を塗り、別のものを生み出す技術力と、SHIZQに寄り添う泉谷さんのものづくりがあったから。
SHIZQ商品開発時に「杉の器に漆を塗るなんて贅沢すぎて商品化は難しい」と言われた亀シリーズ。
このような経緯や泉谷さんとの関係を築けたおかげで、今や自信を持ってお出しできる商品へと育てることができました。
こんにちは。しずくスタッフの東條です。
10月も後半に入りましたね。色づきはじめた木々に美しさに、涼しい風や落ち葉を踏む音。
ちょっと近所を歩くだけでも秋を感じるのが楽しい季節です。
わたしが住む阿川地区の名物である案山子たちも運動会を開催していました^^
スポーツの秋到来ですね。
そんなスポーツを楽しむ季節に「FRAGRAN FOREST 除湿芳香剤」が今、人気です。
デビューから1年が過ぎ、これまでにたくさんの方にご愛用いただいています。
中には靴が増えたことをきっかけにリピートしてくださり、8セット体制でお使いの方も…!
他にも、ご自宅用と職場とで使い分けている方など、それぞれのライフスタイルに合わせてご活用いただいています◎
吸湿性が高く、消臭効果を持つ杉のチップをたっぷり詰め込んだナチュラルな除湿芳香剤は、効率的に水分を取り除き、ニオイの元となる雑菌の繁殖を抑えてくれます。
ランニングやサイクリング、ツーリングなども楽しいこの季節。
週一で自転車を楽しむ方からはこんな声をいただきました。
「一走りしてきて、帰ってきたらビンディングシューズに入れて使っています。 特に匂いを気にしていたわけではないですが、簡単なメンテナンスができて良いです。」
ほかの愛用者さんからも「今まで使っていた除湿芳香剤と比べて明らかに効果があった!」と嬉しい報告をいただいています^^
大切なグッズに入れておくだけで、さっぱり快適に。
杉に豊富に含まれる「デルタカジネン」という成分が抗菌作用を発揮して、また次も気持ちよく使うことができます。
また、天日干しをすれば繰り返しご使用いただけるのも嬉しいポイントです。
秋のスポーツをより爽やかに楽しむためのアイテムにいかがでしょうか。
プチギフトにもオススメですよ。
ぜひ店頭やオンラインストアでもチェックしてみてくださいね。
2023.2 更新
こんにちは。しずくスタッフの佐坂です。
すっかり季節は秋ですね。神山の空気は冬に向けて一層澄んできていて、深呼吸すると体がクリアになっていく感覚を味わっています。
秋は食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋と何をするにも過ごしやすい季節ですが、みなさまはどんな秋をお過ごしですか?
私はというと去年は食欲の秋まっしぐらでしたが、今年は本にハマり読書の秋を楽しんでいます。
実は、SHIZQ STOREには色々な本が置いてあります。
森や杉の本を中心に置いていますが、これらすべて私たちスタッフの一押しの本ばかり。
オーナーズラウンジをご利用いただくお客様に、お飲み物片手にゆっくりと読んでいただけたらと思い厳選しました。
そもそもオーナーズラウンジって何なの?とお思い方のために、少しご説明します。
SHIZQ STOREに併設のオーナーズラウンジ。SHIZQの木製品をお持ちの方(プレゼントで貰ったという方も含めて)が、自由にご利用いただけるセルフドリンクカウンターです。
サンプルコップの中から、お好きなコップを選んでいただき、神山町内で焙煎されたコーヒーや、神山産のお茶、オーガニックワインを楽しんでいただけます。
SHIZQを立ち上げて8年、ショップ移転にあたり、販売スペースだけでなく、今まで支えてくださったみなさまへどうしたら恩返しが出来るだろうかとスタッフみんなで考え、生まれたオーナーズラウンジ。
はじめは、利用してくださるかな・・と不安も入り混じっていましたが、そんな不安も吹き飛ばし、オープンからのこの半年間たくさんの方にご利用いただきました。
そんなオーナーズラウンジをご利用いただいたお客さまからたくさんのお声を寄せていただきました。
今回はそちらもご紹介したいと思います!
まだご利用されていない方、必見です◎
私たちの気持ちが伝わった嬉しいお声。オーナーズラウンジ構想に決まってから、最初に悩んだのが利用期限。
無期限の条件は、今でもいつまで続けられるか不安もありますが、ずっと続けたいと思っています。
なぜなら、恩返しの気持ちに期限はないからです。
思うように外出できない時期にオープンした背景もあり、何年後であっても全国にいらっしゃるSHIZQオーナーさんがお越しいただいた時に、歓迎できるSHIZQでありたいという想いもありました。
また新店が開店して間もない頃、生後三ヶ月ほどの赤ちゃんを連れてきてくださったお客様が、先日オーナーズラウンジを利用しに再度ご来店くださりました。
スクスク成長しているお子様とまた会うことができて、たまらなく癒されました。
これからもお子様の成長を垣間見れたら・・とほっこり思ってしまいます。
形やコーティングによって、使用感が異なるSHIZQのコップたち。
普段とは違うものも使っていただきたくて、色々な種類をご用意しています◎
ぜひ体感してみてくださいね。
最近は徳島市内からお越しのお客さまが多く、「30分ほどで非日常の空間にトリップできてとても癒される」というお声や「喧騒から離れて心が休まる〜」と嬉しいお言葉をいただきました^^
神山町は自家焙煎珈琲豆を販売しているお店が3店舗あり、ラウンジでは「豆ちよ焙煎所」「松葉庵」「KAMIYAMA COFFEE」全てのお店のコーヒー豆を順繰りに使わせていただいています。
お客さまからは「しずくのコップで飲むとより一層おいしく感じる」
「神山の自家焙煎のお店を知るきっかけになった」と嬉しいお声も。
コーヒーがお好きな方、ぜひ全種類制覇をめざして神山にいらした際は寄ってみてくださいね^^
ラウンジに置いてあるワインは全てオーガニックワインをご用意しています。
SHIZQのコップで飲むワインは格別です。ぜひ一度お試しください◎
ちなみにSHIZQ STOREの目の前にはバス停があるので、今日はワイン飲むぞという時は市バスをご利用ください^^
下車は「神山中学校前」です。
オーナーズカードをプレゼントする器と一緒にお付けしています。
カードをご提示いただくと、ラウンジがご自由にご利用いただけます◎
贈る方もなんだか誇ら嬉しい。そんなプレゼントになることを願っております。
お客さまによく「こんな場所でずっと働けて良いね〜」と言われます。私自身、毎日ここからの景色に癒されています。
視界に入るものに余計なものがないので、頭がクリアになる空間です。
窓に広がる神山の自然をゆっくり堪能していただきたいです。
SHIZQ STOREの前を通って、剣山や、雲早山、高根山に行かれる方が多く、その帰りに寄っていただいています。
最近私も山登りにちょくちょく行っているので、新しい山のことを教えていただける時間がとっても嬉しいです。
皆さんの感想の中で、一番多かったのが「癒しの空間で落ち着く」というお声でした。
“SHIZQのコップをお供にほっと一息つける場所にしたい”こんな思いで作ったオーナーズラウンジ。
想像以上に、くつろいでいただけているようでこんなに嬉しいことはありません。
また私自身、以前のショップに比べて、お客様とお話しできる時間がとっても増えました。そのたび楽しいひとときを過ごさせていただき、癒しの時間をいただいています。
何よりSHIZQへの愛溢れる言葉をくださる方ばかりで、いつも励まされてエネルギーを充電させていただいております。
リピーターの方も、まだご利用されていない方も、ほっと一息つきに、SHIZQの空間に浸りにきてくださいね。
こんにちは、神山しずくプロジェクトの渡邉です。
今日は秋分の日。昼と夜の長さが同じくらいになり、これから冬へ向かう入り口となります。
半年前、春分のころに募集をはじめた新たな職人候補さがし。
予想外の反響に驚きながらも、時間をかけ無事に新しい仲間をSHIZQに迎えることができました。
今日は、募集前からの1年にわたるストーリーと、その過程で見えてきたものをみなさんにお伝えしたいと思います。
topics
・しずくプロジェクトが公益性のある事業だと認められました
・現役大学生からの応募…!
・馴染むまでのスピード感
・時代が変わってきた感覚
AIや機械化・後継者問題があらゆる業界で叫ばれる現代において、
手仕事の職人をゼロから育てるというのは、言葉以上に険しい道のりです。
仕事は生活の糧。理想や想いだけでは立ち行きません。
それでも暮らしを根本から変え、神山で生きる私たちには譲れないものがあります。
「自分たちが正しいと思う道を進むこと」。
耳触りはよくても実行にはいろいろな心配や意見も生まれます。
周りからだけでなく自分たちの内側からも。
それでも、と進み続け、いくつもの課題を乗り越え、気づけばプロジェクトは9年目。
弱冠23才の若者を迎え、しずくは新たなステージへと踏み出しました。
しずくプロジェクトが公益性のある事業だと認められました
職人候補募集をはじめた大きな決め手は、
地域おこし協力隊制度をしずくプロジェクトで活用させてもらえるという快挙!でした。
地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に移住して、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。(総務省HPより)
ものづくりの現場で職人をゼロから育てる。
それは、商品を生み出せるようになるまでの数年間を、他のメンバーで支え育てる気の長い作業です。
小さな会社にとっては、それはもう限りなく至難の技。
4年前、藤本を受け入れた時すでに各地でこの制度を活かした伝統工芸の復興活動があり、
ぜひしずくでもと考えましたが実現には至らず。
そんな過去もありながら、ふたたび神山町役場に相談を持ちかけました。
背景には今春、完成したSHIZQ STOREの開店予定がありました。
「このお店がオープンしたら、近い将来きっとイメージしていた活動規模になる。
それには絶対的にもう1人の作り手が不可欠。」
しかし、この制度のもと民間企業で地域おこしの隊員を受け入れ活動してもらうには自治体から認められる必要があります。
神山町にとって必要かつ公共性が高く将来にわたり発展の可能性が感じられる事業であることが条件となります。
神山では今回がテストケースとなり、そのひとつに選んでいただいたのです。
しずくプロジェクトは、神山の山と水を守る活動として一企業が行なっているものです。
非営利団体にはせず、利益追求主義にもしない。
でも、みんなのためになることが自分たちや未来に繋がっていく。
そんな理想を描いた活動だからこそ、町から認めていただけたことは、何にも代えがたい勲章だと感じた出来事でした。
神山町から地域おこし協力隊の委嘱を受けました
現役大学生からの応募…!
心強いバックアップを得た一方で、枠組みを使わせてもらうことは、
その枠に合わせる難しさも出てきます。
一番の不安は、募集期間内に求める人物が本当に現れるのか?
いくら仕組みがよくても肝心の中身が伴わなければ意味がありません。
そんな都合よく見つかるかしら、、と悶々とする日々。
敢えて求人サイトは使わず、いつも通りの発信のみで募集を開始。
しばらく問い合わせすらなく「無謀だったかな…」と思いながらも新店舗オープンに慌ただしい日々を送っていました。
2週間が経つ頃、ふと一通のメールが。
タイトルは「職人候補応募の件」!!!
期待を胸に開封すると、送り主は兵庫県の大学4年生。
募集中の初夏の業務開始には間に合わないなぁ、、と思いながらも
書類を読むと、マジメさがにじみ出る文章。
一見、しずくとは縁遠そうな経歴や木工に興味を持ったきっかけなど、
予想以上に興味を引かれオンライン面談をすることに。
文章通りのとてもマジメな好青年・鈴木は、
来春の卒業を待たず、学業が落ち着く秋から神山に移り住み、しずくで働きたい
というビジョンを語ってくれました。
正直なところ、単位ギリギリ入社式前日まで遊び倒していた私には、
到底思いつかないナナメ上からの申し出だったのです。
入社時に”親御さんへの挨拶”を経験させてもらいました
馴染むまでのスピード感
結果的に、その青年・鈴木が晴れてしずくの2人目の若手職人となるべく9月初旬、神山へやってきました。
彼はほとんどの学業を前倒しで終わらせ、私たちは初夏からの希望をずらし、
お互いに歩み寄る形でスタートの季節を決めました。
彼が来てから約2週間。
すでに多くのことを実践のなかで学び、もう製作の一端を担っています。
古民家を借り、ご近所さんに野菜のおすそ分けをいただき、
休みの日にはスタッフと釣りに出かけ、空いた時間にはストア周りの草刈りを。
すっかり私たちと変わらない生活ぶりに、驚きとともに安心できる有難さを感じます。
このセンセーショナルな彼の移住ストーリーには、
いくつかの大切なポイントがあります。
・採用を決めるまで、決定後も何度も神山へ足をはこび、お互いのイメージを膨らませた。
・仕事だけでなく生き方・考え方を互いにシェアしミスマッチがないか確認していった。
・私たちに移住受け入れのノウハウが蓄積されてきた。
・鈴木も、家族・学校・アルバイト先などそれぞれに理解してもらう努力と行動をしっかり取った。
・新人の受け入れ体制を、しずくが作れていた。
当事者である鈴木、受け入れ側である私たち、またそれぞれの持ち場のスタッフ一人一人が、
このチャンスの大きさ・大切をさをしっかりと受け止め、
最良の行動を選んでいったことで、今回のスムーズな経過が実現できたと強く実感しています。
要所要所には、神山町役場をはじめ、地域の方々の私たちへの前向きな理解や惜しみない協力があることは言うまでもありません。
すっかりチームしずくの一員です
時代が変わってきた感覚
県内の高校生・日本有数のものづくり企業の本丸で活躍されている方・
アーティストさんなど、じつは幅広い応募がありました。
しずく立ち上げ当初の、吹きすさぶ風当たりからは
まったく想像もつかない反響。私たちが一番驚いています。
流行りの単語やキャッチーな言葉では、説明できないプロジェクト。
たくさんの文脈が必要で、受け取り手の懐の深さに救われ続けて今日があります。
手軽さ分かりやすさが必須だったあの頃から、
少しずつ世の中は変化して、
風向きが変わってきたと感じたのは数年前。
鈴木からの応募で、とにかく最初に嬉しかったのは
「届いてほしい人たちに、ちゃんと私たちの想いは届いている!」、
そう確認できたこと。
大切なのは物量ではなく、届ける質にある。
スマートにできなくても、私たちが正しいと思う道を、同じように正しいと信じている人が必ずいる。
その大切な人に向けて、ていねいに真摯に言葉を紡いでいくことが、しずくを繋いでいく大切な手段だと再確認できました。
SHIZQ STOREは、私たちの描いた理想が毎日のように形になって、笑顔と喜びあふれる唯一無二の空間になっています。
応えきれないほどのご要望に追いつくためにブラッシュアップを重ね、お客さまに日々成長させていただいています。
まさに追い風まで感じるこの頃。
だからこそ、変わらずに一歩ずつ進むためにもしっかり踏みしめ、大切に大切に進んでいきます。
向かい風の中で踏ん張りながらも、自信なげに歩を進めていたあの頃とは、真逆の心持ち。
今は、プロジェクト自体の成長に私たちが遅れないよう必死です。
しずくの職人として鈴木が一人前になるまで3年を想定しています。
杉も人も、自然の速度で成長し、だからこそ気づけば大きく変化しています。
先輩職人の藤本もそうでした。
時間はかかりますが、たくさんの方のご理解のおかげで着実に、
「自分たちが正しいと思う道」を進むことができています。
これからもどうか、その道のりを同じ目線で見守っていただけたらと願うばかりです。
こんにちは。しずくスタッフの東條です。
9月に入り、すっかり涼しくなりましたね。
神山ではすだちのシーズンを迎え、爽やかな秋の訪れを感じています。
さて、9月20日は敬老の日。「長年社会に尽くしてきた方を敬い、長寿をお祝いする」日本の祝日です。
家族以外でも周りにいる人生の先輩方を敬い、感謝をお伝えする日。みなさんはどんな贈り物をしますか?
SHIZQの中でも、とっておきの贈り物として人気なのが拭き漆を施した亀・亀八シリーズ。
還暦や米寿などの長寿祝い、長年のお勤めを終えた方に贈る退職祝いのシーンでも人気のシリーズです。
横に重なる杉の年輪と、使うほどに味わいが増す漆は、これからの人生をともに歩む一品として喜ばれています。
今回はその亀シリーズから亀 デザートカップ をご紹介したいと思います。
木目が際立つ拭き漆5回塗り仕上げの亀 デザートカップは、シックなマット仕上げ。
さらりとした木の優しさを感じる触り心地で、上品ながらも温かみを感じます。
亀デザートカップに梨を添えて
季節の果物やアイスクリームなどのデザートカップとしてはもちろん、青菜のお浸しやかぼちゃサラダなど小鉢としてもお使いいただけます。濃いブラウンに染まった木目が、食材の色味をより引き立ててくれて、食卓が華やかになります。
旬な梨も上品なデザートに
かぼちゃの黄色、すだちの緑が引き立ちます
どれひとつをとっても同じ木目のないSHIZQの器。
普段なかなか言葉にできない尊敬や感謝の気持ちを、とっておきの器にのせて伝えてみませんか。
こんにちは。神山しずくプロジェクトの渡邉です。
気づけば夏も終わりに向かい、とんぼや稲穂の実りに秋の訪れを感じます。
あっという間の短かった夏、やり残したことはありませんか?
しずくでは、長らく製作できていなかった商品を作ることが叶った、とっても嬉しい夏でした。
赤ちゃんが生まれて100日頃。一生、食べることに困らないようにと願い、ここまで無事に育ったことを祝う「お食い初め」の儀式。祈りのつまった食事を赤ちゃんの口元まで運びます。
その際に使われる「お食い初めの器」。黒や朱塗りの伝統的な器もすばらしいものですが、SHIZQらしい器をあつらえたのが2015年。
ぐい呑みをご購入いただいたお客さまから
「生まれてくる子どものために、器を探しています。陶器や漆の器も可愛いけれど、軽くて手触りのいいSHIZQのほうがさらに味わい深いなと思って、、相談できませんか?」そんなやり取りから生まれました。
記念日に映えて、その後も使っていける。
50年、静かに時を重ねた神山杉が新しい命のための使命を宿して、家族の門出を祝福します。
日常使いを念頭に、ミニマルな3つのセット。蓋を返して使えば、5つの器にもなります。
お母さん自らの希望で生まれた器たちは、ご友人の出産祝いやお孫さん誕生のお祝いにも選んでいただき、それはもう、いつも以上に喜び溢れるシーンとなり、私の記憶にも印象深く残っています。
常時ラインナップに並べたいと思いながらも、より手間のかかる工程でなかなか実現できずに月日が流れてしまいました。
そんな折、しずく立ち上げ時からお手伝いくださっているデザイナーさんに、おめでたのニュース。「お祝いには、お食い初めの器を渡したい!!」そんなきっかけで今回の入荷を実現することができました。
数量限定ではありますが、ぜひお祝いが控えている方々にもお届けできればとお作りしました。
職人1人で製作する今の体制では、ご期待にすばやくお応えするのが難しいことも事実です。そんな事情のなか「それでも!」と仰ってくださるお客さまが数多くいらっしゃること、ひとつひとつのストーリーを大切に作り上げていくこと。
製作工程の見直しなど改善をめざし取り組みながらも、どんな想いで商品を生み出すかの軸の部分は、変えることなく取り組んでまいります。
今後ともご理解いただけますとうれしいです。
【9月の祝日の営業について】
営業日:9/20(祝月)・23(祝木)
定休日:9/21(火)
定休日の月曜ですが、祝日のため営業いたします。
翌日、火曜日は通常通り定休日とさせていただきます。
9/20は敬老の日、寝つきが良くなるエッセンシャルオイルがご年配の方にも好評です。ご来店お待ちしています!
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営業時間:10:00〜16:00 ■=定休日