
【しずく農園だより*番外編 】畑仕事をはじめて訪れた暮らしの小さな変化
2020年9月24日
こんにちは。しずくスタッフの東條です。
秋分も過ぎ、日中の暑さもひと段落しましたね。
しずくの田んぼは黄金色に染まり、収穫の時も間近となりました。
畑も秋冬野菜を育てはじめる入れ替えのシーズン。
今秋は枯葉を集めて、土作りからチャレンジしはじめています。
夏にはきゅうりやナスに、ピーマン、トマト…とたくさんの実りをくれた畑。
実は野菜だけでなく、わたし自身の暮らしにもちょっとした変化をもたらしてくれました。

夏に収穫した野菜たち
そんな毎日を過ごしていると、自然と身の回りの植物たちにも目が留まるようになって、お家の中に緑が増え始めました。

我が家の玄関の飾り窓。買ってきたローズマリーや道端に生えていた植物を小さな小瓶にいれて飾っています。
わたしの今住んでいるお家はお庭がないので、ベランダでプランター栽培もはじめてみたり。

自作のプランターに植えたミニトマト。間にはバジルやネギが植わっています。
植物たちの「ここで生きるぞ!」という前向きなエネルギーに元気をもらう毎日です。
正直にいうと、わたしはこれまで植物を育てるのに向いていないと思っていました。
水を与え過ぎたり、逆にほったらかしにするなどムラのある性格で、過去に頂いた花や多肉植物をすぐ枯らしてしまうことも多々。
けれど畑をはじめたことで暮らしの中に植物があることが”あたりまえ”となった今、「わたしが見てあげなくちゃ!」という責任感ではなく、「元気ですか〜?」と寄り添うような接し方に変わったような気がしています。
季節が変わり、ススキやネコジャラシ、曼珠沙華、、など道端の草花も秋模様になってきました。
例年どおりとはいかない今年は、先の見えない不安がよぎることもあります。
けれども植物たちを見習って、今という時間を大切にしていきたいですね。