3年連続! 明治神宮へ奉献しました

明治神宮に奉献したしずくプロジェクトのアロマ商品

明治神宮
2022年11月1,2,3日に行われた明治神宮秋の大祭に、徳島県の特産品として

神山杉から生まれた暮らしに寄り添うアロマアイテム
安眠のためのエッセンシャルオイル
神山杉チップたっぷりの 除湿芳香剤
を奉献いたしました。

明治神宮に奉献したしずくプロジェクトのアロマ商品

ご推薦あっての奉献の機会。
みなさんのおかげで3年連続という栄誉を賜りました。

奉献者の発展も祈願していただけたそうで、
応援してくださるみなさんと共に今後も取り組んでいきたいと思います。

明治神宮

昨年(2021年)の様子と一昨年(2020年 百年大祭)の様子もよろしければご覧くださいね。

漆の貴重さをさらに実感!「漆掻き」見学レポート

漆を採取する様子

こんにちは。
神山しずくプロジェクトの渡邉です。

季節はすっかり秋。これからの時期にぴったりの、深みのある色合いが人気のSHIZQ「亀シリーズ」と「亀八シリーズ」は、天然の漆で仕上げられています。

漆とは、漆の木から採取した樹液のこと。
その樹液を採取することを「漆掻き」といいます。

しずく亀八ぐい呑みで酒を吞む

あでやかな艶が人気の亀八シリーズ

江戸時代から明治時代にかけて全国でも漆掻きが盛んでしたが、今ではすっかり減ってしまい、
岩手県二戸市など、ごく一部の地域で守られているようです。

 

そんな今では珍しい漆掻きですが、どんな風に採取されているのでしょう?
皆さん、ご覧になったことはありますか?

わたしは以前、ゴムの木から滴る液体を容器にたっぷり集めるシーンを見たことがありますが、
そんな感じなのでしょうか?

 

 

実は先日、徳島県のおとなり、香川県で漆掻きの様子を見学させていただきました。
まさか四国で漆掻きを見られるとは思ってもいませんでしたので、とても貴重な経験でした。

今日はその様子をご紹介します。

 


 

 

香川県で漆が育てられている理由

香川県では、江戸時代に高松藩が漆芸を奨励したため、
お椀や重箱などの漆器の生産が盛んに行われていました。

今でも県内各地で多くの漆芸作家が活動しており、
香川県漆芸研究所では香川漆器の伝統技法を伝えています。

 

香川県内では漆の木を植える活動も始まっており、
その中のひとつ、NPO法人さぬき漆保存会の臼杵春芳さんは、
山に漆を500本も植え、漆掻きに取り組んでいます。

 

臼杵さんは、SHIZQと縁の深い漆芸家 泉谷さんの漆掻きの師匠といえる存在。

泉谷さんも今年から一部の木の漆掻きを担当しはじめた、という話を聞き、
その様子を取材させていただきました。

 

漆の木はどんな山に?

9月のある晴れた日。早起きして徳島を出発。
普段は6時半頃から作業をしているそう。
この日は、私たちのために1本だけ漆掻きをせずに待っていてくれました。

漆の木

香川県丸亀市綾歌町へ到着。泉谷さんの案内で、結構な傾斜面を登ります。
これが漆の木です。よく見ると木の幹に黒い筋が複数入っているのがわかるでしょうか?

漆掻き

こちらが泉谷さんが担当している漆の木です。
植えられてから約12年の木で、掻き取られた黒い筋が今までに削ったところ。
臼杵さんの元では、漆掻きは5月の入梅前からスタートし、9月下旬まで行います。
漆掻きをしたあと数日間は休ませないといけないので、
1シーズンに漆掻きをできるのは十数回くらいなのだそうです。

漆の実

漆の木をじっくり見るのは初めて。

この日は、漆の実を見ることができました。葉っぱはすでに黄色く紅葉しかけています。
この季節、山で一番乗りで黄色くなる木は漆が多いそうです。

漆掻き

「漆掻き」をするときの出で立ちがこちら。
長袖、長ズボン、腰には、カマ、ヘラ、カンナなどをぶら下げています。
これらの道具も手作りするのだとか。

 

いよいよ「漆掻き」がスタート!

 

漆掻き

それでは「漆掻き」を見せていただきましょう。
まずは、樹皮を皮剥ぎカマで削り、木の表面をなめらかにします。

漆掻き

続いて、曲線状になった刃物・掻きカマで1本まっすぐに削ります。
前回までに傷を付けた部分は黒く変色しています。

漆掻き

掻きカマは刃先が丸くなっているので、樹皮が棒状に削られます。

漆掻き

削ると白い樹液が出てきます。これが漆です。
したたり落ちるしずくを掻きヘラですくって、タカッポと呼ばれる容器へ入れます。

 

 

貴重な、貴重な、小さな1滴

 

漆掻き

掻きヘラの先端の白い1滴をご覧ください。
削り取ったところからじんわり滲み出た樹液は、ほんの耳かき1杯程度です。

テレビで見たゴムの木のように流れ出てくるわけではありませんでした。
この作業を繰り返すのですから、本当に気の遠くなるような作業です。

雨露で木が濡れているときに漆掻きをすると、その後、漆の出が悪くなるのだそう。
だから雨の日は漆掻きはできません。漆はとてもデリケートなのです。

漆掻き

1本の木には数箇所の傷をつけますが、縦にまっすぐ白い部分が残るようにします。
こうすることで、木のダメージを抑え、1シーズンの間、漆を採り続けることができます。
そして、漆を取りきった秋には、伐採するとのことでした。

漆掻き

この日、撮影用に残してくれていた1本を削ること約30分。
採取できたのは、ほんの少し。約5mlくらいでしょうか。

まさに漆の貴重さを実感した瞬間でした。

 

今年初めて漆掻きに取り組んだ泉谷さんにお話をうかがいました。

「漆の木に傷を付けても翌週には黒く乾いているんです。来年に向けて成長しようとしている漆の木を見ていると、その木にストレスを与えることに抵抗を感じる時もありました。

貴重な漆が垂れてしまったり、思い描いたような傷を付けることができなかったことなど、いくつか心残りなこともあります。結果がすぐに見えない課題の多い分野だと思いますが、これからも長く関わっていきたいです。」と話されていました。

 

漆を掻き、そして苗木を育てる

 

漆掻き

今日の漆掻きは終わり、山道を下ります。右側の数本が漆の木です。
漆の木の根元は草刈りをして、風通しをよくし、木が乾くようにしています。
山の草刈りは大変な作業だったでしょう。

漆苗木

山をおりてから、臼杵さんに苗木を見せていただきました。

京都で活躍していた漆芸家・臼杵さんは岩手県二戸市浄法寺で漆掻きを学び、
近年、実家のある香川へ移住してきました。

 

漆苗木

こちらは苗木を植えて1年くらいの状態。

ある程度、背丈が伸びた苗木を山へ植えます。
苗木を植えてから漆の採取ができるようになるには10〜15年という時間が必要なのだとか。

一般的には約10年育て、1シーズンで約200mlほどの漆を採取し終わったら伐採するそう。
長く育てても1シーズンで伐採だというのは、切ない気持ちになりますね。

漆は本当に貴重な素材なのです。

 

漆_臼杵春芳さん

工房の壁には、漆掻きを終えた漆の木が立て掛けられていました。

臼杵さんの場合は木地造りもできる漆芸家なので、
これらの木は、椀などの材料として活用するそうです。
今日見せていただいた漆の木は、いつか作品となって再生するのですね。

 


いま、漆を使うということ

塗りに使う漆は、産地によって個性・特性があるので、
漆芸の作家さんたちは用途によって使い分けているそうです。

SHIZQの場合は、よく乾く漆をたっぷり吸わせたいので、
希望する濃度にブレンドしたものを使っています。
いつかSHIZQも四国産の漆を使ってみたいものです。


長い長い時間をかけて漆を育て、1滴1滴の漆のしずくを集める・・・。

 

これを垣間見せていただいたことで、
拭き漆で仕上げたSHIZQの「亀・亀八シリーズ」の貴重さが改めてよくわかりました。

 

また一方で、掻き集めた漆からゴミを取って生漆(きうるし)として、塗料や接着に使うこともできるそうです。

そもそも漆は、昔から人々の文化的な生活に必要なものだったからこそ栽培・収穫されてきました。
合成塗料など便利な素材で溢れている現代において、
漆という循環可能な伝統文化を使い続ける意義がある、ということを痛感しました。

 

わたしたちの暮らしの中に、漆のものを取り入れてみること。
そう思っていただけるものを、小さくても作り続けること。
この大切な文化を守ることにこれからも関わっていきたいと想いを新たにしました。

しずく亀シリーズ拭き漆

 

しずく亀八シリーズ拭き漆

 

 

 

 

 

地方創生担当大臣のご来店

岡田直樹地方創生担当大臣しずくカップで試飲

昨日、岡田直樹地方創生担当大臣がご来店されました。

岡田直樹地方創生担当大臣しずくストア訪問
代表 廣瀬の話しに対し、耳を傾けSHIZQの活動について共感してくださっていました。
その後、鶴カップで試飲いただき、杉ならではの柔らかい口当たりに「これはいいですね!」と

お褒めのお言葉いただきました^^

岡田直樹地方創生担当大臣しずくカップで試飲

これから地方をより良く盛り上げていただけるようお願いをすると同時に私たちもこの神山町に根を張り、
地域の方々と共に歩んでいきたいとお伝えしました。
岡田直樹地方創生担当大臣しずくストア前で記念撮影 岡田直樹地方創生担当大臣しずくストア前で記念撮影

ろくろ修行1年目の軌跡

鍛冶場で刃物を打つ職人

こんにちは。しずくラボで木工ろくろの修行をしています、鈴木です。

大学4年の秋に移住し、神山しずくプロジェクトに参加してからこの秋で一年が過ぎました。

新しい環境で、全く初めてのことに取り組むのは慣れない負荷がかかることですが、しずくメンバーからの仕事のサポート、地域の方たちとの日常での交流から力をもらい、日々生活ができています。有難うございます。

簡単にではありますが、この一年の間、ろくろ修行を通して見えてきたもの、神山で暮らしてる中で感じたことをお伝えしたいと思います。


ろくろ修行の経過

刃物鍛冶

杉の横目を使うしずくの器では、夏に育った柔らかい年輪と、冬に育った硬い年輪が交互に重なります。

この硬さのギャップを一本の刃物で埋めるために重要なのが、オーダーメイドの刃物

刃物鍛冶を教えてもらいながら自前の刃物を数本作り、小柄なぐい呑みから練習を始めたのが2021年の9月でした。金属を熱して叩き作る刃物鍛治。

初めは思いっきり叩いてもビクともしませんでした。

右手の握力が無くなったのを覚えています。

師匠である藤本さんと宮竹さんからは最初に「炭の配置の仕方」「ヘソの前当たりの高さで叩く」などの基礎を教わり、一日に一本ずつ実践していきました。

鍛冶場で刃物を打つ職人

使用する金属はとても硬く、叩き延ばすのに最適な温度は1200度から1400度。炎がオレンジから白色に変わる間くらいのタイミングです。刃先を覆うように炭を配置して、炭の隙間から炎が漏れすぎないように注意します。

そして、炉から取り出した刃物は、最も力が伝わる位置、肘が直角になるヘソの高さで叩きます。

特に難しいのは刃物を炉から取り出すタイミングです。最適な温度で取り出した時は、叩くとグイッと伸びますが、温度が上がりすぎると脆くなり叩いた時にポロっと折れてしまいます。

熱しすぎて何度も刃先を落としましたが、繰り返すうちにイメージした刃物の形に近づくようになっていきました。

木工ろくろで使う刃物


ろくろ削り

コップの外側・内側用、荒削り・仕上げ用と、用途に応じた刃物が一通り揃ってからは、ぐい呑みを削る練習を始めました。

ここで初めて、使う刃物の精度次第で完成度がまるっきり変わることを体感したのです。

仕上がりを良くするために、刃の厚みを薄くしたり、刃が木地に当たる角度を変えたりして、どうしたら一番良く切れるかを探る作業を繰り返しました。

木工ろくろ職人

藤本さんからは、削りくずや音に注意を払うように教わりました。「見本に」と貰ったのは、軽くて薄い鰹節のようなフワフワの削りくず。それまで、きな粉のような細かい削りくずしか出せていなかったので、見本の削りくずを教材にして練習を重ねました。

また、砥石の使い方やメンテナンス方法を見せてもらったことで、段々とフワッとした削りくずがでるように。

木工ろくろで出る木くず

練習を始めて半年、140個ほど削った中で基準をクリアしたものは塗装職人によるコーティングを経て完成し、自分がゼロから作り出したぐい呑みを両親に手渡すことができました。

日本酒を注ぎ金色味を増した年輪は美しく、「今までで一番美味い!」と思える乾杯ができました。

日本酒を注いだ杉のコップ

 


故きを温ねて新しきを知る

毎日、ラボで黙々と作業をしていると、バランスを取ろうとしているのか、無性に人と話したくなることがあります。

人口が少ない神山ですが、誰かに話しかければ何か会話が始まっていきます。そんな中でも、特におじいちゃん・おばあちゃん世代から聞く話は面白い。

道端で話が始まると、「あの山に雲がかかると雨が降る」という天気を読む知恵から、意外と知らないことわざまで、日常に役立つプチ知識を授けてくれます。

何回か話をしていくと「それはもう時代遅れじゃないか」と反応してしまうような意見も聞きます。

それでも、あえてじっと耳を傾けていると、現代にも役立つことが見つかる時があるのです。

時々厳しいことも言ってくれますが、その姿勢には「懐かしい優しさ」を感じます。

長い間残ってきたコトにはそれなりの理由があるはずです。

古い」というイメージに引っ張られすぎて大事なことまで見落とさないようにしたいと思います。


しずくでの活動以外にも、プライベートでは地域での共同作業を通して、山仕事から畑や田んぼ作業、ご近所さんの大工仕事のお手伝いなど、季節毎に多様な経験をしました。

また、人との対話を通して自分自身についてもより良く知ることができました。

今後も引き続き、ろくろ修行や神山暮らしの中で身体感覚を養い、他者との交流を通して多くを学び取っていきたいと思います。

 

神山の人気スポットを訪ねる!≪文化編・人形浄瑠璃≫

阿波十郎兵衛屋敷で公演中の寄井座

こんにちは。
初めまして。スタッフの鈴木です。
普段は、事務所で経理事務をしています。
また、しずくラボでの作業にも当たっていますので、私が携わった製品がお手元にあるかもしれません。

今回は、神山に住み始めてから人形浄瑠璃を始めた私が、神山案内の1つとして、
県内でも有数の大きな農村舞台を持ち歴史と文化を育んできたここ神山町の伝統芸能の現場、人形座「寄井座」を通して見る人形浄瑠璃を紹介いたします。

阿波十郎兵衛屋敷で公演中の寄井座

徳島県立阿波十郎兵衛屋敷での公演。県内の人形座が持ち回りで演じています。

徳島といえば阿波おどりが有名ですが、実は人形浄瑠璃も盛んなお国柄。
人形浄瑠璃は、”
あわ4大モチーフ”の一つとしても位置づけられています。

さて、この人形浄瑠璃ですが、馴染みのない方も多いのではないでしょうか。
かく言う私も、徳島に来るまではかろうじて「文楽」という人形芝居があることを知っているくらいで、人形浄瑠璃については何一つ知りませんでした。
人形浄瑠璃とは、三味線の伴奏に乗せて太夫さんが物語を語る「浄瑠璃」に合わせて人形を操る伝統芸能です。
通常、一体の人形を3人で操ります

江戸時代の徳島では、吉野川流域の藍作地帯で徳島藩主や裕福な藍商人の後ろ盾によって淡路から呼び寄せられた人形座が小屋掛けの舞台を作って興行していました。
やがて、県南の山間部にも人形浄瑠璃が伝わり、村人たちが神社の境内などに舞台を建て、
人形座を作り公演を行っていました。
いずれにしても、屋外での公演であったことから、文楽よりも一回りも二回りも大きく光沢のある人形を使い、大きな振りで演じるようになったと言われています。

 

【寄井座】
寄井座は、1848年に「上村都太夫座」として結成された人形座(人形浄瑠璃を上演するグループ)です。
結成当初からずっと男性しか入れませんでしたが、昭和50年代に女性も入れるようになり、このころから寄井座と名乗り始めたようです。
寄井座が持つ人形の頭(かしら)は県の指定文化財のものも多く、衣装も数多く所有しています。
現在座員は12名。

秋晴れに、虫干ししている寄井座所有衣装。

衣装の虫干し。たくさんの衣装に年1回風を通します。

虫干し中の人形の頭(かしら)

寄井座所有の頭も虫干し。64個の頭中14個が県指定有形民俗文化財です。

 

【農村舞台】
徳島には、人形浄瑠璃を演じる舞台である「農村舞台」が数多く残っています。
農村舞台とは、先にも触れた「村人たちの手により、神社の境内などに建てられた」舞台のことです。
日本全国の人形芝居用農村舞台のうち、なんと97パーセントが徳島に存在するのです。
そういったこともあり、徳島は人形浄瑠璃が盛んな土地柄です。

ここ神山にも小野さくら野舞台という農村舞台があり、例年4月に行われる小野のさくら祭りでは、この舞台で寄井座も上演しています。
小野さくらの舞台を語るのに忘れてはならないのが「襖(ふすま)からくり」です。
人形芝居の背景である襖絵。
この襖絵が上昇したり、回転したりするように舞台にからくりを仕掛け、色鮮やかな襖絵が変化していく様を見せるという珍しい芸能です。
こちらは、地元保存会の手によって大切に守られています。

鳳凰から虎に変わっている襖からくり

襖からくり。鳳凰から虎に変わるところ。 撮影:河野公雄

 

私が神山に移住したのは、2020年秋。
ちょうど2年前のことです。
神山に来てすぐに寄井座に興味を持ったのは、もともと日本の伝統芸能に関心があったことに加え、神山での人とのつながりが欲しかったことも大きな要因です。
興味はあったものの、その伝手が無かった私は、どうやったら寄井座に入れるのかわからず、まず最初に町の教育委員会を訪ねました。座長さんに連絡を取ってもらい、連絡先を教えていただいたのですが何故か!電話が通じず…一度諦めます。

ところがひょんなことから座員さんを紹介してもらい、お会いできることに。それが、2020年末のこと。
いきなり、町外の県立阿波十郎兵衛屋敷(人形浄瑠璃の定期公演を行っている施設)にて顔合わせとなりました。
練習を見学…する間もなく、正式に座員となり、半年ほどで初舞台を踏みます。

それ以後は、県立阿波十郎兵衛屋敷での定期公演に月一で出演しつつ、浄瑠璃の大会にも出させていただきました。
というのも、座員の平均年齢も65歳以上と高いことに加え、御多分に漏れず後継者不足のため常に座員募集中の寄井座。
厳しいイメージのある伝統芸能の世界とは裏腹に、「へ?」という間に入座、かつ、新人の私でも早々にデビューできたのは、私が取り立てて上達が早いというわけではなく、そんな寄井座事情もありました。
まさに、「習うより慣れろ」
おかげで、
知識としての伝統や文化で頭ががちがちになる前に、経験や体験を通しての伝承に参加しているという感覚を味わうことができています

定期公演で演じる外題(=演目)は「ととさんの名は十郎兵衛、かかさんはお弓と申します」の台詞で(徳島県人には)おなじみの「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」
私は、故郷の徳島から大阪へ父母を探す旅をして、先の有名なフレーズを語る9歳のお鶴ちゃんの足を遣っています。
いずれ、別の役割を担うことにもなりますが、今はこの役に愛着を感じています。

「傾城阿波の鳴門」、登場人物の人形、お弓さんとお鶴ちゃん

「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」の登場人物、お弓さんとお鶴ちゃん。

寄井座に入ったことで、違う世代の方との交流を持ち、なかなか知ることのできない神山の昔の話を聞くことができたり、
生粋の神山弁に触れることができたりと、
「浄瑠璃を知る」「浄瑠璃を演じる」以外にも見識が深まりました。
初めて練習に参加した日に、のんびりとあたたかな雰囲気にほっとしたのと同時に、
大量のブロッコリーをいただいたのも良い思い出です。

公演後、説明をしている寄井座。

上演後にはちょっとした説明と人形と一緒に写真が撮れる写真撮影タイムがあります。右から3番目が私です。

しかしこの人形浄瑠璃、3人の息を合わせる難しさは想像に難くないと思いますが、
意外に体力が必要であることに驚きました。
一観客として舞台を見ている分には軽々操っているように見える人形。
実際はかなり重く(中には10キロを超えるものも)、それを手だけで支え操るのは重労働で、
練習が終わると腕が痛くなることもしばしばです。
というのは私だけかも…と思うほど、座員の皆さんは疲れた様子も見せずに練習も本番もこなしています。すごい。

そして、人形を人間らしく魅せるための所作の一つ一つの難しさ。
何年、何十年と培ってきた技術。
細かい動きに心を砕いた繊細さが、人間以上に人間らしい人形の動きを作るのです。

以上、まだまだひよっこ、人形浄瑠璃を始めて2年足らずの私ですが、
現場で感じたことを交えて人形浄瑠璃についてお伝えいたしました。

ご興味を持たれた方は、
徳島県立阿波十郎兵衛屋敷の定期公演を見にいらしてください。
YouTubeでも動画をご覧になれます。

もちろん、寄井座への入座も大大大歓迎です!!

ご参考
県立阿波十郎兵衛屋敷HP
https://joruri.info/jurobe/
YouTube 阿波十郎兵衛屋敷公式チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCMNAaN9JDZsHBWTFtUmkgPg

初秋に愉しむ 鶴プレート 年輪ギャラリー

SHIZQ_鶴プレートL

こんにちは。神山しずくプロジェクトの渡邉です。

日中の残暑はまだまだ厳しくも、吹き抜ける風や朝晩の空気が変わってきました。
ここ神山町でも、稲穂が実る水田の上をトンボが飛び交い、秋への移ろいを感じます。

神山町の山と田んぼのある風景

新たな季節のはじまりとともに、ひさしぶりに鶴 プレートLが入荷しました。

カップ類が不動の人気であるSHIZQのラインナップのなかでも、
この商品は、私たちの杉に対する想いがぎゅっと詰まった一品でもあります。

しずく鶴プレート

SHIZQの器の代名詞とも言える、特徴的な年輪。
一般的な材の取り方とは真逆の方向にすることで、杉らしい赤と白のコントラストを活かしています。

 

しずくのプレートでは木の根から地上1メートルくらいまでの部分、徳島で”いかばり”と呼ばれる部位を使用しています。
生産効率や統一感を大事にする場合、多くの建材や家具ではクセが強いいかばり材が使われることはありません
規定にはまらないため、加工や管理にかかるコストが見合わないと言われているからです。

SHIZQでは杉の一般的な使用方法では排除されてしまう部位を使用

SHIZQでは杉の一般的な使用方法では排除されてしまう部位を使用


しかし、だからこそ同じものがない自然の造形美を宿した素材です。
SHIZQでは敢えてその部位を使うことで杉ならではの美しさを見出し、捨て置かれてしまう部分の価値化をめざしています
手をかければ活きる道があったのです。

 

地に根を張る生命力の躍動が絵画のように現れたその材を、どう切り取るかが職人の腕の見せ所。
直径24cmに描かれた自然が織りなすデザインはまさしく唯一無二


高さ30〜40mの一本の杉のうちで地表から1m程度までのいかばりから取れる素材はごくわずかです

またその大きさと杉という材に対して、宙に浮いたような軽さを演出する薄い削り出しの難易度は高く、少量のみの入荷となります。

限られた数ですから今回は一挙にご覧いただき、SHIZQ 鶴プレートの魅力を知っていただけたら幸いです。

 

高くそびえる神山杉の足元を力強く支えた、個性的な顔ぶれをぜひご覧くださいね。

 

鶴 プレートL  2022年9月1日 入荷分

SHIZQ_鶴プレートL【No.1】

赤と白のコントラストが美しい一皿。赤身の色味も柔らかくやさしい印象。
どんな食べ物を載せようかと、想像するのが楽しくなります。

 

SHIZQ_鶴プレートL【No.2】

濃くて深い上下の赤身が印象的な一皿。
真ん中に入った白太が優雅なラインを描き、まるでゆったりと流れる川のようです。

 

SHIZQ_鶴プレートL【No.3】

落ち着きのある赤身に、差し色のように入る白太が、満月にかかる雲のように見えます。
これからのお月見シーズンにぴったりのプレートですね。

 

SHIZQ_鶴プレートL【No.4】

繊維が複雑に絡み合い、キラリと光る杢(もく)と呼ばれる模様がひときわ美しい一枚。
プレートの外側にあった年輪をも想像でき、雄大な気分にさせてくれます。

 

SHIZQ_鶴プレートL【No.5】

波打つような木目が美しく、思わず手にとってしまいたくなります。
赤身と白太での年輪の入り方が対極的で、圧倒的な存在感を放っています。

 

どれひとつをとっても同じ木目はない、それぞれの特徴が際立つお皿たち。

1枚1枚が個性的なキャンバスだから、シンプルなお料理が一段と映えます。
日常が手軽に華やぐ、そんな頼れるアイテムでもあるのです。

芸術の秋・食欲の秋にぴったりなSHIZQのプレートに旬の食材をのせて実りの秋を楽しんでみるのも良いですね。

SHIZQ_鶴プレートL

気になる商品があった方はお問合せフォームよりご連絡ください。

※ご予約優先のため、商品のお取置き・ご購入は9月14日以降となります。あしからずご了承ください。

 

しずくのニホンミツバチ養蜂記録

6月のしずく巣箱。花粉を運んでいる。

こんにちは。スタッフの藤田です。

みなさん、お盆はどんな時間を過ごされましたか?

徳島では3年ぶりに阿波踊りが開催され、各地で懐かしい風景をみることができました。

3年ぶりの阿波踊りは活気に溢れていました。

3年ぶりの阿波踊りは活気に溢れていました。

さて、前回のメルマガでお届けした田んぼの話に続き、
今回はしずくが取り組んでいるニホンミツバチの養蜂について触れたいと思います。

ミツバチについて
突然ですが、みなさん、“ハチ”について、
どんな印象を持っていますか?

もしかすると、針で刺されるような危ないイメージがある方も多いのではないかと思います。

もちろん攻撃性の強いスズメバチなどは危険ですが、
ミツバチ自体は大人しく、滅多に人を刺すことはありません。

日本に生息するハチは、4000種類もいるそうですが、
その中でミツバチは2種類、「ニホンミツバチ」と「セイヨウミツバチ」です。

前者は日本列島にもともといた在来種で、後者は明治時代に国外から輸入された外来種です。
セイヨウミツバチは、採蜜量が多く商業向きなので、現在日本で流通する国産ハチミツのほとんどは、このセイヨウミツバチのものだそうです。

一方で、ニホンミツバチはセイヨウミツバチに比べて採蜜量が少なく、養蜂業者にとっては扱いづらい一面もあるとのこと。

ただし、ニホンミツバチは日本の生態系に沿った特性を持っています。寒さに強いことやオオスズメバチの襲来にも耐える独自の生存戦略を備えています。
ニホンミツバチは絶滅危惧種ではありませんが、環境の変化に影響を受けやすいことは確かです。
彼らを身近に感じながら暮らすことは、自分達の暮らす里山の環境を意識していくことにも繋がります。
このような背景から、しずくの養蜂ではニホンミツバチを迎え入れています。

しずくで設置している巣箱

しずくで設置している巣箱

しずくの養蜂の軌跡
ニホンミツバチは、新しい女王蜂が生まれる春、母親の女王蜂が半数の働き蜂を連れて新しい営巣場所へ移動します。

その時を狙って巣箱を用意してあげると、ニホンミツバチが分蜂して引越して来てくれるというわけです。

2020年春、スタートしたしずくの養蜂。手作りの巣箱を2つ設置したところ、どちらも分蜂したので、巣箱を継ぎ足し部屋を広げてあげました。
youtubeチャンネル:【移住×田舎暮らし】このかたまりは何だ!?初めての養蜂チャレンジ!今回は巣箱の増設編
https://www.youtube.com/watch?v=n5R83AJHJDY&t=12s

実はこのチャレンジ、採蜜直前にスムシ(蛾の幼虫)にやられ残念ながら失敗してしまいました。

そして2022年4月、今年はスムシ対策もばっちりして、巣箱を2つ設置しました。
2日ほどしていると偵察蜂が飛び出し始め、10日後には引越しが完了!

4月下旬のしずく巣箱。ミツバチが入り始めた頃です。

4月下旬のしずく巣箱。ミツバチが入り始めた頃です。

静かに巣箱へ近寄れば、ニホンミツバチを間近でみることも可能です。

代表・廣瀬は、毎朝ミツバチの姿を見るのが日課のようですが、
働きバチがせっせと蜜を運ぶ姿は、なんとも愛らしく健気で癒されます。

ミツバチが生態系のカギを握っている

「ミツバチが絶滅すれば人類は4年後に滅びる」というアインシュタインの言葉があるように、植物の受粉を担うミツバチは、生態系に深く関わりのある生き物です。

一方で、その小さな生き物は突発的な環境の変化に弱く、年によって数が激減したりすることも…(その原因として、農薬の使用が危険視されています。)

「ミツバチは環境バロメーター」という言葉もあるそうですが、彼らの存在がいかに私たちの暮らしに重要かがわかります。

フーコックビーファームのミツバチ。とてもおとなしい性格でした。

フーコックビーファームのミツバチ。とてもおとなしい性格でした。

ミツバチに注目する動き
ミツバチを重要視する動きは、年々高まってきています。

例えば日本では、都会の真ん中でミツバチを育てる「都市養蜂」の試みが広がっています。農薬に弱いといわれるミツバチですが、都会の公園の草花や街路樹などは、環境への配慮から農薬が使われていないため、実現しているのではないかと推測されています。

銀座はミツバチの暮らしやすい街!?静かにbuzzってる「都市養蜂」の現場に潜入してみた!
https://intojapanwaraku.com/culture/76305/

また、「ニホンミツバチ分蜂マップ」というアプリでは、
実際に分蜂を目撃した人が投稿できるようになっており、私たちも参考にしています。

分蜂マップ2022
https://www.swarm-map.com/

海外でもその動きは盛んです。
私がかつて暮らしていたベトナムには、フーコックという南の島があります。島の北部には、ミツバチと触れ合える野外学習型の農園があり、彼らが生態系にどのような影響を及ぼすのかを学ぶことができます。

フーコックビーファームの巣箱。 ここではミツバチが年中蜜を採れるように、多種多様な果樹や植物が植えられています。

フーコックビーファームの巣箱。 ここではミツバチが年中蜜を採れるように、多種多様な果樹や植物が植えられています。

また友人のフランス人は、南仏で庭付きの家を手に入れ、ガーデニングとあわせて養蜂の準備も進めています。実際に養蜂のワークショップにも参加し、小さなファミリーを迎えることに意欲的です。

 

もしかしたら、あなたの身近にいるかもしれない

ところで、山道でこんな箱を見たことはありませんか?
何かわからずとも何となく見たことがある人もいるかもしれません。

神山町の農道沿いで見かけた巣箱

神山町の農道沿いで見かけた巣箱

これも、ミツバチの巣箱です。
地域や個人差はありますが、里山ではこのような箱が点在しています。昔から養蜂が身近にあるのです。
養蜂自体に詳しくない方も、もしかすると、今後ミツバチや巣箱を見かけることがあるかもしれません。是非、お住まいの地域で探してみてください。

「ミツバチの存在を認識すること」

些細なことかもしれませんが、
私たちの暮らしがミツバチによって支えられていることを考えると、
改めて彼らのことを大事にしていきたいなと思いました。

そろそろ採蜜の時期なので、無事に採れたらまたご紹介したいと思います。
今後もしずくミツバチ便りをお楽しみに!

米作りから見えてくる、しずく的探求心

しずく田んぼ

こんにちは。スタッフの藤田です。

全国各地で、暑い日が続いていますね。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
しずくが活動している徳島県神山町でも、日中は日差しが強すぎるため、早朝や夕方の涼しい時間を狙って野良仕事をしています。

さて、今日はしずくが取り組んでいる田んぼの話をしたいと思います。

「自分たちが安心して食べられるものを少しでも自給できたら。」
そんな想いから始まったしずくの米作りは、今年で3年目を迎えました。

しずく田んぼ

しずくが借りている田んぼ

去年はしずくストアのオープンもあり、何かと手をかけられなかった田んぼでしたが、
今年は耕うん機を導入するなど、持続的に取り組んでいける方法を模索しながら進めております。

耕うん機で田おこし

4月、耕うん機で田おこし

しずくの1ヶ月休暇が明けた6月に、代掻きと田植えを実施しました。
現在は除草や水管理を行っています。

ゆっくりなペースながら、稲もすくすくと育ってきました!

そんな中で、今回は昨年7月に入社した私が、
初めて田んぼの水管理をやって気づいたことを書きたいと思います。

しずくの田んぼ除草作業

朝の除草作業の様子。出勤前の良い運動になります。

水管理って何をするの?

稲が育つには、水が不可欠です。
稲はもともと東南アジアの沼地など水辺が原産であり、雨期に成長する植物なのだそうです。水があることで、雑草や病害虫の発生を抑制し、稲の生育に必要な温度を保つことができます。

特に、重要なポイントは、「水の量」と「温度」です。

苗の状態に合わせて水の量を調整し、水温を適度な状態に保つことで、稲の発育を促していきます。

田んぼの水は入った分がずっと残るわけではなく
土中に染み込んだり、大気中に蒸発するため、
天候や気温差をその都度みながら水を調整する必要があります。

田んぼの水口

水路から、田んぼへ水が入るところを水口と言います。木の板を使って、水量を調整します。

毎日ちょっとずつ、気にかける

私のここ最近の日課は、出勤時に田んぼへ足を運び、状況を確認すること。

「今日は田んぼの水が少ないから、少し増やそう」
「今夜までずっと雨だから、水路の水は一旦止めてみよう」
という具合に、その都度状況を見ながら、水管理をしています。
(たんぼで泳ぐオタマジャクシとアメンボ)

ただ、水管理といっても、最初からスムーズにできたわけではありませんでした。
当初は、やり方を調べてもいまいちピンとこなかったですし、どれだけ情報に触れても、手を動かしていない以上は、自分ごととして落とし込めていませんでした。

途中からメンバーで話し合い、毎日交代で田んぼの様子を見にいくことを始めてから、ようやく田んぼが身近になってきました。

近くて遠い「お米」のこと

徳島平野の田園風景

実家のちかく。夕焼け空が田んぼに映り込む景色が、昔から好きでした。

私は徳島平野部の出身で、四方を田んぼに囲まれた田舎で育ちました。

昔は田んぼ仕事をする祖父母へ、お菓子やお茶を運んだりしましたが、
私自身、米づくりのノウハウを教わっていません。
共働きの両親の代になってからは、近所の農家さんへ田んぼを貸しはじめたこともあり、
家族のなかで米を作る人はいなくなりました。

ある意味、私にとって、田んぼは近いようで遠い存在でもありました。

情報として「知っている」から、実感を伴った「理解」へ
実際のところ、私たちは自分を取り巻く環境や、
それを構成する要素について、知らないことが多いのではと感じています。

毎日食べているお米ですら、何をどうすれば稲が育つのか、
深く理解している人はそう多くないはず。

また、情報として「知っている」だけのことが多く、
それで「分かっている」つもりになっていることが多いことにも気付かされました。

今回のように米づくりに関わることで、
何気なく目にする故郷の風景が、どのように形作られているか、
農家さんの労力や手間がどれくらいかけられているか、
実感を伴ったかたちで理解できるようになりました。

田んぼと雑草

米作りはいかに雑草と付き合っていくか

私たちが、米作りを行う理由

そもそもですが、この時代に、
デザイン会社であり人工林の問題に取り組む私たちがなぜお米を作るのか?
と疑問に思う方もいると思います。

私たちは米作りに、時間と労力を費やしています。

一見、不思議な光景に見えるかもしれませんが、
ここにこそ、私たちの考え方の根幹が表れていると感じています。

今、社会はどういう状況なのか、今までの当たり前がこれからも続くのか。
何が大事で、自分たちが今できることは一体なんなのか?

このような問い直しから生まれた
「安心な食べ物を自給する」という行為へのチャレンジ。

ある種、しずくプロジェクトをはじめたときと同じ論理なのです。

まったく無知な分野に関心を持ち、観察を続けると、興味が湧いてくる。

自ら手を動かし、向き合い、日々の変化に気づいていく。
問題が発生すれば、その都度原因を探り、
仮説をたてて、繰り返し試していくこと。

磯足袋で田んぼ作業をする

田植え長靴の代わりに、川遊び用の磯足袋を履く。これが中々良い。

このような探求があるからこそ、私たちは実感を伴いながら、
神山での暮らしや仕事を足元から作っていけるのだと思います。

もちろん、理想と現実のギャップ、
自分達の持っているキャパシティの限界もありますが、
周りにたくさんいる大先輩にご助言いただきながら、
自分たちでやってみることを選び、日々歩んでいます。

毎回、試行錯誤しながらですが、
これからもしずくの取り組みを見守っていただけたら幸いです!

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↓過去の様子はこちら
2020年:たった2ヶ月で畑も田んぼもはじめた話

https://shizq.jp/20200610-2/

2021年:【しずく農園だより】無農薬米作り、スタートしました!

https://shizq.jp/20210701/

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SHIZQ STOREへの道 web体験

田舎道

2023.6 更新
今日は神山への道案内として徳島市内からSHIZQ STORE ヘの道なりをブログで疑似体験いただこうと思います。車で片道約40分(25km)、神山にお越しになる際のご参考にしてくださいね。

 

こちらが徳島県庁。全国でも珍しく、目の前にヨットハーバーがある県庁です。
徳島あわおどり空港から車で30分、徳島駅から車で7分の立地にあります。

「ケンチョピア」と呼ばれているヨットハーバーは眺めもよく、のんびり散歩もできます。

徳島県庁

今日は県庁からスタートします。正門を出たら左へ進みます。
国道55号に出る信号で左折しますから、最左の車線に並びます。前に見えるなだらかな緑は眉山です。

眉山

ここを左折すると、室戸・小松島方面の国道55号バイパスです。この道を行けば、高知県の室戸岬へと続いています。

国道55号青看板

大型チェーン店が立ち並ぶ国道55号バイパスを直進。しばらく走ると左側に徳島ラーメンで有名な「ラーメン東大 沖浜店」が見えてきます。

徳島ラーメン東大

ラーメン東大を通過したら、次の交差点で「右折」します。
この交差点を見逃さないでくださいね!ここからは徳島南環状道路・国道192号に入ります。

国道青看板

徳島県立美術館や博物館のある「文化の森」を左に眺めながら、直進します。

公共施設道路看板

「文化の森」の下をくぐり抜けるトンネルへと入ります。

トンネル

トンネルを抜けたら、次の信号で「左折」します。(神山・佐那河内方面

青看板

少し走ったところの交差点は直進です。
「神山森林公園」の方へは曲がらないようにご注意くださいね。

青看板・道路

しばらく道なりに進みます。オレンジ色の「屈折ありの標識」が見えたら、右へ曲がります。

田舎道

小さな橋を渡ったら、すぐ左折。
こちらが神山・佐那河内方面の国道438号線です。ここからは道なりに直進が続きます。

田舎道

すぐに佐那河内村(さなごうちそん)へ入ります。佐那河内村は、徳島県唯一の村。希少な高級いちご「ももいちご」の産地です。

佐那河内村

佐那河内は林業に向かない土地だったそうで植林地は少なめ。秋には紅葉も多く、緑豊かな風景を眺めながら、川沿いの道を進みます。園瀬川という河川、このあたりは比較的水量がありますが左側は砂利が出て草が茂っています。このような川が本当に増えています。

川

のどかな一本道を進んでいきます。

田舎道

有名豆腐店「村のおっさん豆腐」。全国豆腐品評会で入賞しており、直売所で購入もできます。

村のおっさん豆腐

しばらく走ると、新府能(しんふのう)トンネルが見えてきます。
2007年に開通するまでは、大きく迂回する山道を通る必要がありトンネルにより劇的に便利になったそうです。このトンネルは長いので、必ずヘッドライトをオンにしてくださいね。

トンネル

さぁトンネルを出ると、そこは神山町。季節や天気によっては、ここで一気に空気感が変わるので、その瞬間が大好き!という方もいます。ぜひ窓を開けて体感してみてくださいね。

田舎道

 

すだちの里の看板が見えます。

神山町看板

次の交差点も直進です。ここも神山森林公園の方へは曲がりませんのでご注意を。
ちなみに、神山森林公園では1989年の全国植樹祭が開かれ、天皇陛下が植えられた杉の木があります。その際、陛下がSHIZQの氏神さまである上一宮大粟神社の方角へ一礼されたそうです。
しずくプロジェクトを始めて早々に、地元の方が教えてくれた逸話です。

青看板

いよいよ、太い神山杉で作られた「木のまち神山」の標柱が見えてきました。

これは神山町内の製材業者でつくる「神山木材向上グループ」が制作したもので、SHIZQをいつも支えてくれている林業家の金泉さんも関わっています。
神山町上分の山林で伐採した樹齢約150年の杉の丸太を使い、表面をバーナーで焼いた後、木目を磨き上げたそう。8メートルの存在感で来町者のみなさんをお迎えします。

神山看板

そのまま進むと、右手に自家焙煎のコーヒーや和食ランチを楽しめる茶房 松葉庵(まつばあん)。

松葉庵

次は左手に神山町産の食材を使ったランチや体にやさしい手作りケーキがある粟(あわ)カフェ。

粟カフェ

道の駅まで来たら、ストアまで目前です。道の駅を左に眺めながら、さらに直進します。

道の駅

木立にそってカーブした道を進むこと1分弱。

田舎道

左の丘にSHIZQのロゴが見えてきました。ついにSHIZQ STOREに到着です

SHIZQ-STORE

「P」マークのある坂道を登ると駐車場があります。おつかれさまでした!

SHIZQ-STORE

いかがだったでしょうか? 国道を抜けてからの30分は、かなりシンプルな田舎道。
自転車やバイクでのツーリング、ランニングで来られる方も多い、「ドライブにちょうどいい」道のりなのです。
神山までのドライブを楽しまれた後は、ぜひSHIZQ STOREのオーナーズラウンジでゆっくり過ごしてくださいね。ご来店お待ちしています!

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7,8月の営業日のお知らせ

徳島神山町の清流

こんにちは。神山しずくプロジェクトの渡邉です。

今年は広い範囲で空梅雨の6月となり、水不足が心配されています。雨が少ないと水が足りなくなる。ダム頼みの日本では当然のことながら、しずくプロジェクトの活動の原点であり人間にとっていちばん根源的なインフラである水について改めて考える年になりそうです。

 

徳島神山町の清流

さて、夏休みも目前。GWに続きひさしぶりの遠出をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しずくストアでは、過去に木製品をご購入の方・ギフトで受取られた方をオーナーさまとして、店内に併設のオーナーズラウンジをご利用いただけます。同伴の方も歓迎ですので、ぜひお出かけの目的地にしずくストアを加えてくださいね。

7,8月のSHIZQ STORE営業について

<営業>

・7月18日(祝月)
・8月11日(祝木)

<お盆期間のため臨時休業>

・8月13日(土)
・8月14日(日)

※オンライン発送およびお問合せについても休止させていただきます。

 

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暑い夏こそ、SHIZQのロックグラスが大活躍!

コーヒーフロート

今年は早々に夏を迎え、うだるような暑さとの戦いですね。冷たい飲み物に救われる毎日に、SHIZQのロックグラスはいかがでしょう? 氷を長持ちさせ、結露もしづらい。そんな天然の高機能素材である杉の長所を感じられる季節です。オススメの使い方はこちらからご覧くださいね。