2024.12月更新
こんにちは、神山しずくプロジェクトです。
秋分の日を境に、一気に秋が深まりましたね。
2024年8月末の能登豪雨では、地震の被災地に更なる災害が起きる形となってしまいました。
山本来の水を取り戻そうと活動するしずくにとっても、この出来事は決して他人事ではなく、非常に胸が痛みます。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い現地の復興をお祈り申し上げます。
さて、今日は久しぶりの新商品販売のお知らせです。
杉の枝葉オイル、ついに販売へ!
神山杉の枝葉から生まれたエッセンシャルオイル「WAKE UP FOREST」
2021年にお試し販売を行って以来、「ぜひ商品化を!」とお声をいただいていましたが、ようやく皆さんにお披露目できることとなりました。
「WAKE UP FOREST」の特徴は、なんといっても爽やかな森の香りです。
ハーバル+柑橘を思わせる香りは、ひと嗅ぎするだけで背筋が伸びるような感覚になります。原料は、100%自然由来の神山町産の杉を使用。杉の生育には、化学肥料や農薬は一切使用していません。いわゆる森林浴で得られるリフレッシュ効果をもつ成分が主成分ですから、1日のはじまりや、気分をあげたい時に、ぴったりの香りです。
従来の「SLEEPING FOREST」とどう違うの?
しずくアロマの定番商品である「SLEEPING FOREST」(画像左)は、杉の木部を蒸留しています。
木部には鎮静やリラックス効果のある成分が豊富に含まれており、副交感神経に働きかけ、すみやかな入眠、深い睡眠をサポートする働きがあります。つまり、落ち着きたい時に使う杉精油です。実際、嗅いでみると身体の奥深くに沁み入るような、ほのかながらに太いウッディな香りに、内側からほぐされる感覚があります。
それに対して、今回新発売の「WAKE UP FOREST」(画像右)は、杉の枝葉を使用しています。
枝葉にはリフレッシュ成分「モノテルペン」が豊富に含まれており、交感神経を刺激します。木部オイルと比べると、さらりとした質感。その分、揮発性も高いため速くまっすぐ鼻腔から脳に香りが上がり、シャキッと目の覚めるような感覚があります。
つまり「WAKE UP FOREST」は、元気を出したい時に使う杉精油なのです。
枝葉オイルの使いかた
使い方はかんたん。
サシェの中に入っている杉のチップにオイルを数滴垂らして、あとは好きな場所に飾るだけ。室内に溢れる杉の爽やかな香りをお楽しみいただけます。
ご自身でご活用いただくのはもちろんのこと、普段からがんばる身近な方にも贈り物としてお渡しいただけるようギフトボックスをご用意しました。ギフトボックスには、杉のチップが入ったサシェが付いています。
静謐(せいひつ)な森のなかにいるような香りは、物事に集中したいときにも効果を発揮します。勉強や車の運転など、高い集中力を必要とする場面にも活用できますよ。
神山杉の枝葉蒸留水も誕生!
エッセンシャルオイル製造時に生まれる蒸留水で、FLINT MIST 神山杉芳香蒸留水というミストタイプのスプレーも新しく仲間入りしました!
リフレッシュ成分豊富な杉葉から抽出した「芳香蒸留水」、 原料は枝葉と水のみ。
フリントとは「火打石」のことで、背中を押すようなフレッシュグリーンの香りが脳を覚醒モードに切り替えます。
「芳香蒸留水」とは、目覚めの杉オイルを抽出する際に生まれる、杉の成分が溶け込んだお水です。 オイルに比べて成分量がおだやかなので、あらゆるシーンで活用いただけます。
朝露したたるような森の香りが、頑張るあなたを応援します。花粉症の方も安心してお使いいただけます。
「SHIZQ AROMA COLLECTION」は、あなたが元気になると神山の森もちょっと喜ぶ、そんな循環型のアイテムです。ぜひ、森からの香りをお楽しみください。
杉の命を余すことなく使う
枝葉のアロマ商品化では、しずくプロジェクトのモノづくりで大事にしている「ひとつの命を余すことなく、木を一本丸ごと使う」という理想にも、さらに一歩近づきました。
従来は、杉の木部を原料とした器やアロマ製品のみでしたが、ここに枝葉の商品が加わったことで、森の資源として神山杉を有効活用する機会が増えました。
それにしても、「枝葉」と「木部」、同じ植物でも部位によってこれだけ効能が違うのも、杉の面白いところ。
どちらも杉そのものの香りですが、精油としてエッセンスを凝縮することでそれぞれのもつ個性を特徴的に引き出す、効果的な杉の利用方法だと考えています。
ぜひ、この香りの違いと効能をお楽しみください。