【参加無料】昔の暮らしと、森に想いを寄せる勉強会を開催します

神山しずくプロジェクト10周年記念事業

神山町民向け神山しずくプロジェクト10周年イベント昔の暮らしと森に想いを寄せる勉強会

神山町民の方を対象としていますが 神山に縁の深い方(職場・家族住居あり・山林所有など)なら、どなたでもご参加いただけます

皆さんの若いころ、神山ではどんな暮らしがありましたか?山や川、里山の環境は、私たちの暮らしと直結する大切な大切な「財産」です。 恵まれたこの環境をより良い状態で、孫の世代へと繋いでいくためには何ができるでしょう?

皆さん、改めまして、神山しずくプロジェクトの廣瀬圭治と申します。 僕は11年前、神山に移り住みました。当時9歳だった長男は20歳に、7歳だった次男は高校3年生になりました。当初、「神山は緑豊かなところだ。」と感じていましたが、山の豊かさがどんどん 失われていることを知り、いち住民として何か役に立ちたいと、活動を始めました。

神山杉のカップや椀、精油などを作って、新しい杉の使い道を少しずつ広げてきました。杉を伐ることで、山に光が入り、森が少しずつ豊かになっていくと信じてのことでした。

活動を10年続けてきましたが、山に光を入れるだけでは、豊かな森には戻らない。ということがようやく分かってきました。森が豊かになるには、生き物の食う食われる関係、そして土中に生きる 「菌」が密接に関係しているようです。

日本の国土の4割は、神山のような「里山」で、その里山に昆虫や両生類、淡水魚など、7割もの 生物が集中しています。残念ながら、そのうちの5割近くが「絶滅危惧種」とされています。子供たちや孫たちの世代に、豊かな神山を繋ぐためには、我々はどうしたら良いのでしょうか?

 

今こそ、豊かだったあの頃に想いを寄せながら、これからの里山の暮らしを、住民の皆さんと一緒 に考えていきたいと思い、勉強会を開催する運びとなりました。どなたでも参加可能です。ぜひ、 お気軽にご参加くださいますようお願いいたします。

■プログラム
13:30 – 開会あいさつ
13:40 – 坂田昌子さん基調講演「暮らしと生物多様性」
休憩
15:15 – ゲストトーク
16:15 – 意見交換
16:40 – 閉会あいさつ

■ゲスト(順不同)
坂田 昌子さん(一般社団法人コモンフォレストジャパン理事)
後藤 正和さん(神山町前町長)
山田 勲さん(岳人の森)
金泉 裕幸さん(自伐林業家)
馬場 達郎さん(神山つなぐ公社)

坂田昌子さんプロフィール
明治大学文学部史学科卒業。生物多様性ローカルアソシエーション代表、環境NGO虔十の会代表、CEPAジャパン理事、一般社団法人コモンフォレストジャパン理事、古書げんせん館店長、八 王子古本まつり実行委員長等々。
2000年から圏央道高尾山トンネルから高尾山を守るために多 彩な運動を展開。高尾山の生物多様性を守り伝えるためネイチャーガイド、ツリーハウス作り、生 物多様性をテーマにしたイベントやワークショップ、勉強会を多数主催。現在は裏高尾にコミュニ ティスペースと高尾山情報の発信を兼ね備えた高尾ツリーダムカフェをセルフビルドで建築中。
生物多様性の保全に尽力し日本各地を駆け回りつつ、生物多様性条約や地球サミットなど国際 会議にも継続的に参加。ローカルにしっかり足を据えながらグローバルな視点で動く環境活動家。環境NGO虔十(けんじゅう)の会 HP

 

■日程:2023年7月29日(土)
■時間:13:30から16:40まで(13:00開場 )
■参加無料・申込み不要
神山町民の方を対象としていますが、
神山に縁の深い方(職場・家族住居あり・山林所有など)なら、どなたでもご参加いただけます

■会場:神山町農村環境改善センター 3階 多目的ホール
住所:徳島県名西郡神山町神領中津132
駐車場に限りがあります。お乗合せや満車時は道の駅に駐車ください(徒歩5分)。

 

■主催

神山しずくプロジェクト 共催:一般社団法人神山つなぐ公社 後援:神山町役場

 

■問合せ先

神山しずくプロジェクト(しずくストア内)
TEL : 050-2024-2090  (受付時間:10-12、13-16時/ 定休:月・火曜、祝日除く)
MAIL : info@shizq.jp

※後日、アーカイブ動画も公開予定です。
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