好きの気持ちをつむぐ。わたしのお直しinこたつ

こんばんは。しずくスタッフの東條です。
立春を迎えましたが、まだまだ寒いですね。わたしもなかなかコタツから出られません。。。
家にこもりがちな冬の時期。何かしたい気持ちがあるけれど、暖かい場所から動きたくな〜い!
そんなワガママなわたしの願いを叶える趣味があります。それはダーニングです。みなさんご存知でしょうか?
ダーニングとは英語で「繕う」を意味するイギリスの伝統的な修繕技法で、衣類や靴下などの穴あきやシミのついてしまった所を針と糸を使ってお直しすることを指します。

わたしは穴の空いた靴下をみつけてはお家にある糸を使って、ちくちくしています。
お直しの箇所があえて目立つ鮮やかな色をチョイスしてみたり、糸の太さを変えてみたり。
本やYoutubeを観ての見よう見まねですが、絵を描くような時間をかけてできあがった靴下に愛着が湧いてきます。

そんなちくちくしていて思い出すのは、このしずくのお直しエピソード。

地震で壊れた子を直したい

息子さんからぐい呑みを贈られたご夫婦から、
「地震の時に欠けて使えなくなったけれど、どうしても捨てられない」という声を受け、職人と相談し金継ぎと拭き漆で修復しました。

ぐい呑みを受け取ったお客様からは「一生の宝物として大切にしていきたい」とお手紙をいただき、
「まだ使っていたい」の気持ちをつなぐことができた!と、とても嬉しかったのを覚えています。

元どおりでなくても、目に見えるように残すことも1つの思い出になるんだという発見でもありました。

いろいろなものが手に入りやすい時代だからこそ、ものを大事にしていく楽しさや喜びを自分らしく見つけていきたい、そんな風に思います。
ものの高い安い関係なく、もったいないの正義感でもなく「まだ使っていたい」の気持ちを育むためのお直し。

こたつでダーニング、おすすめですよ^^


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