鍛冶屋のしごと

ロクロ鉋

「ロクロを回す現場を見たい」という若者2人を連れて工房に来ました。

解説を聞きながら見学中です。

ロクロ職人の仕事は削るだけでなく、削るための刃物を作るところから始まります。

ハイスと呼ばれる鋼を鉄の棒から丸2日掛けて鍛冶をして、右のロクロ鉋に作り上げます。

後ろに掛けてある分だけでも20本ほど。

しずくの器を作り始めたときには、さらに繊細な杉用の刃物を2本作って下さいました。

道具ひとつにも職人さんのこだわりが詰まっています。