SHIZQを作れる唯一の職人さんは62歳。まだ若い。でも、1から弟子を育てると考えると、一刻も早くと焦る。かたや、ブランドとして自分の足で立つためにまだまだ知ってもらうことを頑張る時期。
設備投資や大きなアクションまで踏み込むパワーまで回らない。
その狭間で悩み、それでも来年こそは、まず工場を作って職人候補を募集しなきゃねと言っていた去年。じつは、その去年の暮れに、このFacebookページ宛てに一通のメッセージが届いたんです。
「こちらのプロジェクトのろくろ加工に興味があり連絡させて頂きました。……」
26才、大阪在住の男性からでした。