「機械が出たでな、明日こっち(徳島市内)来れんか?」廃業になった工場を見に行き、職人さんに言われるがまま、そこにあった機械一式を買うことになった2年前の冬。
まだ、どこに置くか誰が使うかも分からないのに。神山の杉を町内で加工して、神山で販売する。
インターネットがあれば、世界にだって届けられる。
都会を経由しなくても成立する、小さな地場産業を作りたい。職人を育てるってそういうこと。
その想いが、まだ見ぬ誰かの仕事道具を揃える勇気をくれたのです。
それは、SHIZQがひとりでに動き始めた瞬間でもありました。