しずく用乾燥棚に置いた2本の材。さて、どちらの方が重量があるでしょうか?
答えは、右の材。5キロ位重く、持ったときの感覚がまったく違います。
これが杉の保水力。
乾燥度合いで重さが変わっているのです。
杉・ひのきは山に生えている状態で、木材自体の1.5倍の水分を含んでいます。
また、光合成で根から吸い上げた水を葉の裏から蒸発させ成長していくので、さらに多くの水分が消費されます。
その結果、川の水が減るという現象が日本各地で起きています。
神山しずくプロジェクトは、この現状への解決策のひとつとして杉を適度に伐採(=間伐)することが出来るよう杉の新たな価値を作るために、杉をつかった製品の製作、販売、活動内容の紹介をしています。