グッドデザイン賞 受賞!


しずくブランドは2017年グッドデザイン賞を受賞しました!
審査委員から「徳島県神山町の山や水源を守る為のプロジェクトとして、商品には向いていない杉を使った取り組み。プロダクトとしての提案性も高く、杉の木目を90度回転させて使う事で、強度や新しさに繋げている。WEBやグラフィックなどトータルのブランディングも優れており、更にこのプロジェクトを通じて、ロクロ職人の継承にも繋がっているという点も素晴らしい。是非、地域の皆さんとこの活動を継続的なものにして欲しいと思う。」とコメントいただきました。
商品にとどまらず、私たちの取り組みにも評価をいただいたことが、大変うれしく、励みになります。これからも、さらにしずくの波紋を広げていけるよう頑張っていきます!
グッドデザイン賞2017HPはこちら
http://www.g-mark.org/award/describe/44911?token=n5boz49UoY
きょうは山の日

台風が過ぎた鮎喰川(あくいがわ)は、水も多く美しい清流となりました。
ふだんからこのくらいの水量だったらなぁと思いながら、川向かいの斜面の暗い山が目に入ります。
山と川と海まで続くつながりを思う日に定着したらいいな、と思ったりしています。


お盆やすみのお知らせ

8/11(金)~16(水)までSHIZQ Gallery Shopはお休みをいただきます。
お盆はみんなで阿波踊り!やっとさー
*「25ans(ヴァンサンカン)9月号」にちょこっとだけ、しずくを載せていただきました。
実は私たちも知らずでびっくり。徳島おすすめスポット特集(P.276~)なので、探してみてください^^

しずくの影の立役者

ふつうの杉で器なんてムリ。削ってもボロボロになるし、第一、杉は建築材用にしか切ってない。
だから、そもそも材料がない。そんな立ち上げのときから、ご協力いただいている金泉さん。
丸太からしずくのツートンが出るように、ろくろ職人さんと相談しながら切っていく。
金泉さんの仕事場の一角で、2年も3年も、しずくの材を乾燥させてもらう。
はじまりのときからずっと一緒にチャレンジしてくれた金泉さん。
今では、誰より木目の美しさにこだわってくれてるんです。
そんな金泉さんのご協力がなければ、私たちは活動できていません。
神山出身の金泉さんが、いろんな場所でしずくのことを楽しそうに話してくれるから、町内のたくさんの方にご理解をいただけるようになったのも本当です。金泉さん、いつもありがとうございます。
製材所の後継者もつくりたいですね!神山町役場HP「神山はいま」
http://www.town.kamiyama.lg.jp/kamiyama_n…/…/08/post-13.html
メディア掲載のおしらせ
しずくに参加して3年目、いちスタッフのわたしの話を記事にしていただきました。
スタッフ目線のしずくのインタビューは初めてです。
記事のさいごに初公開の内容もありますので、よろしければご笑覧ください^^(わたなべ)
https://www.70seeds.jp/kamiyama_274/
関東、東海、大阪、九州のみなさま

今週火曜18日の朝日新聞夕刊3面に、神山のアート作品紹介が載っています。
SHIZQもちょこっとだけおジャマしてますので、お家に帰ったらゼヒ探してみてください^o^
臨時休業のおしらせ

しずくギャラリーショップは、本日7/9(日)はお休みをいただいております。
県の林道イベントでバイカーの皆さんが集まっています(^o^)とくしま林道ナビ
https://rindonavi.com

SHIZQの職人を育てたい!おまけ

長々続けたシリーズもようやく終わりと思いきや。
実はですね、職人候補の彼、彼女も一緒に神山に連れて来てくれたのです!
彼女自身も、ものづくりやアート活動をしてきた神山にぴったりな人材。
今は、しずくのショップスタッフとなりサポートしてくれています。…なんと出来すぎた話!!
プロジェクトの立上げ準備から数えると、もうすぐ丸4年。
しんどくっても信じて真面目に続けたら、いいことあるね。最近そう思えることが増えてきました。
これからも愚直に、それを楽しんで。新生しずくチームをよろしくお願いいたします^o^
SHIZQの職人を育てたい!⑥

2017年4月末、藤本くんはSHIZQの職人になるため、神山町民になりました。
今は、神山町内にしずくのロクロ工房を作るため、設計の段階から関わっています。
自分の仕事場を作る。それは2年前の冬、まだ見ぬ誰かのために買い揃えた仕事道具たちが生きる場所。点と点が少しずつ線で繋がっていくのを感じながら、ゆっくりでも地道に地道に。
いつも読んでくださる皆さんの支えがあって、しずくは少しずつ前に進んでいます。
藤本くんの成長も、これからどうぞ見守ってくださいね。
SHIZQの職人を育てたい!⑤

今年の1月、26才の彼は大阪からやってきた。しずくの想いやビジョン、彼の今までのものづくりや、木工で身を立てたいという意思。たくさんの話を共有しました。
また別の日には職人さんの元へ。ロクロの作業は一切見ず、職人さんの話をただただ聞いた3時間。
職人になるってどういうことか。常に腕を磨きゴールがない、だから自分が本当にやりたいことかどうか。たったそれだけ、でもそれがすべて。
私も職人さんも、SHIZQを削ってほしいとは少しも言わなかったし言えなかった。
木工で食っていくならこの繋がりが何かの役には立てるかも、とだけ。
でもその後、彼の口から「しずくの職人になりたい」と。
みんなの願いだった次の担い手が現れてくれた……!!!
そして、その帰り道、運転中に涙がこぼれてきたのは、今だから言える出来事なのです。