【意外とカンタン!】しずくの食器お手入れQ&A
2026.3.17 更新
こんにちは。神山しずくプロジェクトです。
野山に春の芽吹きを感じる季節となりました。自然の多い神山では、たくさんの草花が顔を出し始めています。
しずくの食器は、天然由来。
製品として完成した後も、呼吸をし続けています。
しずくの食器を迎え入れてくださった皆さまには、出来るだけ心地よくご愛用いただきたい…
その想いから、今回は食器のお手入れ方法を、今までお客さまからいただいた質問とともにお届けします。
すでにしずくの食器をお持ちの方も、これから購入を検討されている方も、ぜひこの機会にご覧ください。

Q1:食器を洗うときはどのように洗ったら良いですか?
A1:台所用中性洗剤を使って柔らかいスポンジや布で優しく洗ってください。
目の荒いスポンジ(写真:緑部分)、金属たわし、研磨剤付きスポンジ、クレンザーなどは表面にキズが付き破損の原因になります。
また亀・亀八(拭き漆)シリーズの長時間の浸け置きは、塗装の剥離や変形、割れの原因になりますので避けてください。
洗った後はさっと乾拭きしていただき、自然乾燥で大丈夫です。
Q2:温かい飲み物を入れても大丈夫ですか?
A2:耐熱加工は施してありますが、極端な温度変化は木製品の大敵です。ケトルやヤカンから直接熱湯を注ぐことは避け、まずは急須やポットでちょうど良い飲み頃(60℃前後)にしていただき、ご使用ください。

Q3:食器洗浄器、電子レンジは使用できますか?
A3:使用できません。食器乾燥機や電子レンジの高温・乾燥は木地を急激に歪ませ、割れ・ヒビの入る原因となります。また直射日光の当たる場所での保管もお避けください。
Q4:冷蔵庫に入れても大丈夫ですか?
A4:冷蔵庫も急激な温度変化と乾燥を伴うため、使用はお控えください。

Q5:金属製のカトラリーは使用できますか?
A5:金属製のカトラリーを使用すると、器を傷つける恐れがあります。
出来るだけ木製品のカトラリーを使用していただくことをオススメします。木製品のカトラリーはしずくの器とも相性バツグンです◎
Q6:傷が入ったり、欠けたりした場合修理はできますか?
A6:ヒビ以外なら修理できる場合があります。
修理と言っても元通りではなく、歴史や愛着を感じるような方法での修理となります。
まずはお問合せフォームよりご相談ください。
写真や現物にて確認後、お見積金額をお伝えの上、ご判断いただいています。
いただいた質問の中から特に皆さまからの疑問が多いものをまとめてみました。
陶器やガラスの器に比べて、ちょっと手間がかかるなぁと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、その手間が“使う愉しみ“に繋がっていき、手をかけるからこそ愛着が生まれていきます。
しずくの器が自分だけの特別な食器になっていくことを、楽しんでいただければ嬉しいです。
【職人レポート】 ものづくりの現場から「刃物鍛冶編」
こんにちは。しずくの職人の藤本です。とても暑い日々が続いていますね。
僕はというと、こんな太陽がサンサンと降り注ぐ時期に、熱い火の前で作業をする刃物鍛冶をしています。。
オリジナルの道具や材料を使用することが多いしずくの器。刃物もその大事な道具の一つです。
普通、木工の刃物は市販のものを使ったり、専門の業者さんに作ってもらったりしますが、木工ろくろでは自ら刃物鍛冶を行います。
特にしずくの器は杉の繊維が横目。夏に大きく育った柔らかい年輪と、冬に締まって育った固い年輪を同時に加工します。
このギャップのある木目を均質に、凹凸のなく削るために絶対に欠かせない相棒が、刃物なのです。
どんなものづくりでも切っても離せない重要な役割を担う刃物。
今回はそんな「刃物鍛冶」をより詳しくご紹介します!
[youtube https://www.youtube.com/watch?v=3YwHsCdKPYA&w=560&h=315]
炉で火を起こし金属を熱して、叩いて研いで、刃物鍛冶を行います。
(※この火起こすための炉[鍛冶場]も師匠に教わりながら、自分で工場に作りました。)
刃物は製品を作るたびに何回も研いで使うので、すり減っていきます。
使ったら削る鉛筆と一緒で、刃物もまた新しく使えるようにメンテナンスする必要があります。
ですので、2〜3ヶ月に一回は刃物鍛冶をしないといけません。
そのタイミングがこのとても暑い時期と重なってしまいました。。。
とはいえ弱音なんて吐いていられないので、気合いを入れ直し、作業にとりかかっていきます。

工程ごとに分けて説明すると、、
炉で鋼材を熱する→叩き延ばして幅、厚みを調整→曲げて形を作る→荒研ぎ→全体の形を整える→焼き入れ→仕上げ研ぎ→完成
はじめに炉に火を入れ、刃物になる鋼材を熱します。
材が加工出来るほどに熱したら、金づちで叩いて延ばし、使う用途によって幅や厚みを調整していきます。
金属は固くて厚みもあるので叩くだけで体力を消費します。火の前にいるので尚更です。
サウナで運動しているようなもの。
鉄が冷めると加工できなくなるため、いちいち定規で計るなんて事はできません。
今までの経験を頼りに、自分の感覚を信じて、理想の寸法に合わせていきます。
まさに「鉄は熱いうちに打て!」なのです。
熱いうちに叩き延ばす
次に曲げの工程です。鋼材を十分に熱し、タイミングを見て、曲げの加工を行います。
このタイミングは、色で判断します。黄色よりほんの少し白い時を狙って火から取り出し、叩いて曲げていきます。
タイミングが早すぎると鋼材が割れてしまい、使い物にならなくなります。
決して後戻り出来ない、緊張の瞬間です。

成形の後は、木材と接する刃の面を平に荒研ぎしていきます。
ここで波打ってしまうと全てが台無し。
傷が残らないように、平行に気をつけて慎重に研いでいきます。
表面の皮や凹凸を落とす
刃の荒研ぎが終われば、全体の形を整えていきます。使う用途に合わせて形を調整します。
この後に焼き入れをする事で鋼材が固くなります。
そこから更に削り落としていくのは大変なため、今のうちに形を整えておきます。

焼き入れ!刃物の集大成!全てがここで決まる!
本当に刃物鍛冶はどの作業も後戻り出来ないものなのですが、この焼き入れが一番難しく、刃物のできあがりを左右します!
もう一度火を起こし刃物を熱します。炭の置く位置を考え、色と炎の出方を今までよりも勢いよく、温度が高くなるように調整していきます。
炎が赤からオレンジ〜黄色〜白に変わっていきます。
この時の色が美しく、暑さを忘れ、ついつい見とれてしまうので注意が必要です。
温度の調整をする様子
そうこうしている内に鋼材の色も変わっていきます。
オレンジ〜〜黄色〜〜薄い黄色〜
白色になりかける少し手前の色の一瞬を見極め、炎から取り出し、油に一度つけて少し冷やしてから、その後水につけて冷やす。
水で一気に冷やすと亀裂が入るため、油につけるワンクッションは重要なポイントです。
それぞれのタイミングが少しずれるだけで、柔らかくなってしまったり、割れてしまったりする難しい作業。
焼き入れがうまく言った事を確認し、仕上げの研ぎをしていきます。
焼き入れされて黒くなった鋼材の表面をグラインダー(棒状の砥石が高回転する機械)で削り落とすと、固くて締まった鈍く光る金属の肌が顔を出します。うまく焼き入れで来た事に安心しつつも、この先の仕上げ研ぎの苦労を考えると。。。

実は固い刃物の方が傷が落ちにくく、それはもう研ぐのが大変なのです。
最後の仕上げの研ぎも慎重に、荒→中→仕上げと研いでいきます。
最後の細かい目の砥石による仕上げ研ぎの様子
研ぎ傷が残っていると、その傷が木に引っかかり、仕上げの加工に影響します。
後の作業の効率を考えて、手を抜かずに研ぎ上げます。
鏡面のように周りの風景がうつり込むほどに研げたら完成です。
鏡面になるまで砥石で仕上げる
刃物を作るだけで一苦労なのですが、、この刃物の出来は、このあとの削りの作業に大きく影響します。
密度の高い、硬く締まった刃物ができあがれば、木の表面を凹凸なく仕上げることができるため、サンドペーパーをかける手間も減って木地の仕上がりも良くなるのです。
また、切れ味が長く続くため研ぐ回数も減ります。研ぐ回数が減れば、刃物もすり減っていかないので長く使うことができるのです。
修行始めた頃によく「段取り八分、仕事二分」と怒られましたが、恥ずかしながら、今になって意味がようやく理解出来るようになってきました。今日からまた基本に立ち返って精進していきます。
今回はちょっとコアなものづくりの裏側を紹介しました。
これからも工場での様子をお届け出来ればと思います!
次回の職人レポートもお楽しみに!
手がけた刃物を使った削り作業の様子は、こちらの記事でご覧いただけます。
【職人レポート】ものづくりの現場から「タンブラー 成形編」
【真夏も快適な眠りを】杉のオイルの使い方 〜入浴編〜
こうも暑い日が続くとなかなか寝つけない、猛暑日こそぐっすり寝て疲れを取りたいのに..
そんな寝苦しい夏の夜を過ごしていませんか?
今回は真夏の夜を手助けする、杉のオイルの使い方をご紹介します。

夏の夜は、蒸し暑くてなかなか寝付けない。やっと眠れたのに、夜中に目が覚めてしまう。
これは、睡眠のメカニズムと気温・湿度が関係しています。
眠気は体温が下がるタイミングでやってくるもの。つまり、高すぎる体温のままだと、なかなか眠りにつけません。
夏はどうしてもシャワーで済ませがちですが、疲れを取りたい日にはお風呂にゆっくり浸かってみましょう。
一時的に体温が上がり、その後は下がっていくので、より眠りにつきやすいタイミングを作ることができます。
※熱すぎる湯に浸かると寝つきづらくなるので、40℃程度までのぬるめのお湯に10~15分程度を目安にしましょう。
この入浴の際にオススメしたいのがSHIZQのエッセンシャルオイル。
杉のオイルには、リラックスや安眠に繋がる成分として、テルペン類が多く含まれています。
また杉の香りには強い森林浴効果があり、フィトンチッドが心のバランスと静けさを与えてくれます。

入浴での使い方は、洗面器やボウルなどにお湯を張り、そこにエッセンシャルオイルを数滴垂らすだけ。
これだけで、浴室の中にふわっと香りが広がります。
杉の優しい香りと成分で、リラックスタイムの質をより高めてくれますよ。

※エッセンシャルオイルは、水(お湯)に溶けにくい性質です。浴槽のお湯に直接混ぜるのはお避けください。
原液に直接触れてしまうため、皮膚トラブルを招く可能性があります。
疲れが溜まりがちな夏の、心と身体のリフレッシュにぜひ試してみてくださいね。

就寝時のおともにもオススメ。しずくオリジナルの杉製ディフューザーに数滴垂らして枕元に
ディフューザーがついたギフトセットはこちら。
おまけ
スタッフ一、睡眠に情熱を懸ける渡邉主任の「安眠のためのアイディア」記事。
合わせてぜひ読んでみてくださいね。
http://shizq.jp/https-wp-me-pahpim-29m/
【しずく農園だより】たくさん収穫できた夏野菜BEST3!
こんにちは。しずくスタッフの東條です。
大人も子どもも夏休み。みなさんいかがお過ごしですか。
このお盆お休みの間もスタッフみんなで畑仕事に勤しんでいます。
先日も畑に入り、草取りや剪定などのお手入れをしました。
夏に入り、春に植えた野菜たちは収穫時期を迎え、毎日わたしたちの食卓を彩どってくれています。

しずくファームはじめての収穫。虫食いなどもなく瑞々しい野菜が採れました!
春に「やってみよう!」とはじまったしずく農園。しずくスタッフのほとんどが畑の初心者。
ネットで調べたり、畑の先輩たちに相談したりと、初心者なりに自分たちの畑が「らしく」なってきました。

畝を作り、買ってきた苗を植える様子。立派に育ちますようにと愛情をこめています。

5月頭。豆から植えた大豆は、殻を破って可愛らしい芽が出てきました。
はじめて育て、収穫した夏野菜たち。
今回は、わたしたち畑ビギナーでもたくさん収穫できた夏野菜BEST3をご紹介します。
3位.ナス
第3位は料理用途が豊富なナス。しずく農園では苗から育てました。
ナスは、モンスーン気候のインドが原産地。湿気の多い日本でも育てやすい野菜。
「水で作る」と言われるナス。はじめは水やりが足りず、弱らせてしまうこともありました。。
水やりの調整や草マルチで湿度を保ってあげるなど工夫をすることで、立派なナスが収穫できるように。
2位.ピーマン

第2位は夏の栄養野菜・ピーマン。しずく農園では苗から育てました。
ピーマンは、熱帯アメリカが原産地。暑い日本の夏にも馴染んで、次々と実りをもたらしてくれています。
調べると病虫害にも比較的強い果菜類の一つだそうで、わたしたちビギナーでもツヤツヤとした綺麗なピーマンを収穫することができました。
1位.ミニトマト(アイコ)

栄えある第1位はミニトマトです!しずく農園ではアイコの赤と黄を苗から育てました。
トマトは比較的雨の少ない南米アンデス山脈の高地が原産地。こまめな水やりは必要なく、ほったらかしでもぐんぐんと成長してくれました。たくさん実をつけてくれて、収穫が追いつかないほど!
弱点は、雨に当たりすぎると病気になりやすく、実割れもしやすいこと。7月の長雨で心配していましたが、それも乗り越え今も次々と実をつけてくれています。

どんどん枝を伸ばし、花を咲かせ実をつけていくミニトマト。
自分たちが安心して食べられるものを少しでも自給できたら。
スタッフみんながゼロからのスタートして、全員で試行錯誤を共有した4ヶ月。
野菜を育て味わう経験は、大きな循環の中でわたしたちが生きていることを体感するものでもありました。
もちろん全てがうまくいったわけではありません。
それぞれの野菜にあった環境を整えることができず、芽が思うように出なかったり、枯らしてしまうものもありました。
8月に入り、夏野菜の収穫時期を終え、これから秋野菜栽培の準備が始まります。
畑ビギナー4ヶ月の経験を踏まえて次回は土作りからチャレンジします。
実りの秋を迎えられるよう頑張りますので、引き続き見守っていただけたら嬉しいです^^
【職人レポート】ものづくりの現場から「タンブラー 成形編」
こんにちは。しずくの職人の藤本です。
ようやく梅雨が明けて暑い夏が始まりましたね。僕はというと、蒸し暑い工場の中で今日も汗を拭いながらも頑張って製作に励んでいます。
ちょうど今、タンブラーに取りかかっているところです。
今回はその製作の様子を、職人の僕自らお届けしたいと思います!

まず、皆さん「木工ろくろ」という言葉をご存知ですか?
木工の業界でも少し珍しい技術なので、聞き慣れない言葉ですね。
テーブルの足や、お皿やお椀、お盆など、古くはお寺や仏壇の装飾品の製作に使われてきました。
分かりやすく説明すると、木を丸く加工されている物はほとんどが「木工ろくろ」で作られたと言っても過言ではないでしょう。
高速で回転させた木材に、刃物を当てて削っていくのです。
しかもその歴史は長く、平安時代からある日本の伝統技術なんです。
そういった「木工ろくろ」の技術でしずくの器は作られています。
その「木工ろくろ」でどのようにしずくが作られているかと言いますと、、ざっくり大まかな工程は、
製材して角材を作る→角材を円筒形にする→外側の形を削る→内側を刳り貫く→仕上げに細かい傷を消す→完成です。

円筒形にするまでは旋盤と呼ばれる一般的な木工機械で行います。
職人の仕事は、ここからが本番!円筒形にざっくりと削られた材から、外側のフォルムを削っていきます。
頭の中に完成形を思い浮かべ、ギリギリの寸法まで荒い刃物で削ります。フォルムが合っているかを確認するの道具はありますが、形づくっていくのは、イメージを重ね合わせる想像力と、経験則だけ。
これだけで、なめらかに広がるタンブラーの外形を決めていきます。

荒削り刃で削り終えたところ
形が決まったところで、刃物を替えます。仕上げ用に持ち替え、薄皮を一枚ずつ削ぐように慎重に刃を当てていきます。
ここが、木工ろくろの仕事の見せ場。
しずくの特徴である、年輪が横目になる加工は柔らかい年輪の層と堅い年輪の層のギャップが激しく、この性質の大きく異なる素材をひとつの刃で、凹凸のない状態に仕上げる削りには、最も神経を使います。
刃物を何度も研いで常にベストの状態に保つ必要があるんです。
仕上げ刃を終え、目の粗いサンドペーパーから、細かいものへと何枚も丁寧に当てます。このとき、ある瞬間に、表面が光り出します。無垢の木が光を反射するほどに、平らな鏡面になったところで、外側がようやく完成です。

内側の刳り貫きの作業は更に骨が折れます。
内側は刃先が当たっている箇所を目で確認する事が出来ないので、感覚だけを頼りに削り進めます。
力んでしまい刃物の角度を間違えると刃先が木材に食い込んで、回転している木に弾かれて中で刃物が暴れ、途中まで作った物が粉々になってしまうこともあるのです。
慎重に、荒削り刃→仕上げ刃→ペーパーと進めていきます。


最後に、回転させるために木材を固定する際に、どうしてもついてしまう小さな傷をペーパーで綺麗に取り去って、全体の細かい傷をチェックして、やっと完成となります!

ちなみに、製作に必要な道具や刃物などはすべて自分で作っています。
たとえば内側を削る際に、外側のラインに合わせてハマるようになっている固定具。これは製品に触れるところだけ柔らかい素材に変えています。杉は柔らかいので仕上がりや作業中に傷が入らないようにする工夫が絶対に不可欠ですが、杉以外の素材では必要がないものです。
こんな風にこれまでの教わった技術を受け継ぐだけでなく、少しづつ細かい改良を重ねて自分の身体や時代の要望に合わせて変化していくことも大切にしています。

左から外側用・内側用・仕上げ用の固定具。
まだまだ紹介したいことはたくさんあるのですが、今回はここまでとしたいと思います。
杉という難しい素材にチャレンジし、日々技術を向上出来るのも沢山の方々に支えらているからだと思います。これからも皆さん応援よろしくお願いします。
今回お届けした製作の様子はこちらの動画でもご覧いただけます。
合わせて是非ご覧ください!
youtube: https://www.youtube.com/watch?v=ZJG-O1ufYtg&w=560&h=315
【リモートワークにもおすすめ】SHIZQのロックグラスで過ごす夏
こんにちは。神山しずくプロジェクトです。
今年もやってきた暑~い夏。
そんな冷たい飲み物が恋しい季節におすすめしたい、SHIZQのロックグラスを改めてご紹介します。
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鶴ロックグラス
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亀八ロックグラス
2017年にデビューしたロックグラス。今では木製品の中でも1番の人気者。
保温性のある杉の特徴を最大限に生かしたデザインで、手に持った時のフィット感に唸る男性ファンも多い一品です。
しずくのデザイナーである廣瀬のお気に入りでもあります。
本日はそんなロックグラスの鶴シリーズと亀八シリーズをそれぞれ、使用シーンごとにご紹介。
暑くても忙しい日々は続く、、そんな毎日の中にひんやり美味しい贅沢なひと時をSHIZQのロックグラスがお届けします。
おうちでの集中タイムには鶴ロックグラスでアイスコーヒーを

氷を入れても結露しにくい杉製のカップしずく鶴ロックグラスでデスクワークに集中する
赤白のツートンカラーが美しい鶴ロックグラスには、濃いめのアイスコーヒーを氷たっぷりで注いで。
杉の持つ魔法のような自然の保温力で、氷も溶けにくく結露もしにくいのが嬉しいポイント。
ガラスに比べてデスクがびしょびしょにならないから、大事な書類が濡れてしまう…なんて心配もいりません。
グッと集中したい時に最高の相棒です。
亀八ロックグラスはやっぱり焼酎オンザロック!

杉製漆塗りしずく亀八ロックグラスで焼酎ロックの晩酌
1日の終わり、自分へのご褒美タイムにお気に入りの焼酎を亀八ロックグラスで。
お酒の薫りがふわっと広がる嬉しい飲み口で、お酒の味も長~く楽しめます。
何と言っても8回重ねた拭き漆による木目の艶めきが、贅沢気分をよりいっそう盛り上げてくれます。
「今日も1日おつかれさま」そんな時間を自分へ贈りましょう。
おまけ:鶴ロックグラスでなんちゃってコーヒーフロート

ひと息タイムに、鶴ロックグラスでなんちゃってコーヒーフロート。
お仕事や勉強の合間に甘いものでちょっとひと息。
いつものアイスコーヒーに、買ってきたアイスとストローがわりのお菓子を添えたらできあがりです。
広口だからアイスも食べやすい。冷たくて美味しい休憩時間が楽しめます。
ヨーグルトやフルーツを重ねてパフェなんかもいいかもしれませんね。ご家族やパートナーさんに作ってあげると喜んでもらえるかも^^
日常使いはもちろん、特別なひと時やおやつタイムにだって使える万能なロックグラス。
暑さが和らぐ秋以降には、温かい飲みものも楽しんでいただけます。
しずくのお店やオンラインショップで、ぜひチェックしてみてくださいね。

神山の人気スポットを訪ねる!《ものづくり編 》
こんにちは。しずくスタッフの東條です。
ようやく長雨も過ぎ、ギラギラとした太陽が眩しい季節がやってきましたね。
今年も鮎喰川へどぼん!と涼を求める日が続きそうです。
さて、ご飯編を2回連続でお届けした<神山の人気スポットを訪ねる!>シリーズ。
今回はものづくり編として、神山のオーダーメイド靴屋さん「LICHT LICHT KAMIYAMA(以下リヒトリヒト)」さんをご紹介します。

LICHT LICHT KAMIYAMA 店主の金澤光記さん
店主の金澤さんは、福祉医療専門学校で整形靴の技術を学んだ後、ドイツでの修行や国内での靴作りの経験を経て、2015年にお店を神山町にオープン。「それぞれの足やライフスタイルに合った、ちょうどよいものづくり」をモットーに履く人の悩みや足に合わせた靴づくりをされています。使い手に寄り添う優しさが詰まった靴。そんな自分にぴったりな靴を求めて、遠方からのお客さんも多い人気のお店です。
実は、そんなリヒトリヒトさんで先日販売開始となった「FRAGRAN FOREST 除湿芳香剤」をお取扱いいただくことになりました。
靴をオーダーしていただいた方へのプレゼントとして、また店頭でも販売していただくことに。
神山でものづくりに関わるもの同士、こういった形で繋がれるのは本当に嬉しいです。

「チロリアンシューズ」のメンズ

レディースの「コンフォートパンプス」にはこんな風に収まります。
そんなご縁をいただいたタイミングにあやかりまして(?)、紹介記事の取材を兼ねて自分の靴をオーダーしてきました。今日はその模様をお届けします。
実は来年30歳を迎えるわたし。そんな新しいスタートを一緒に歩んでくれる靴が欲しい、毎日履けるようなカジュアルな靴、色は茶色。と、だいぶぼんやりとしたイメージにつっこまれつつ、まずは足の型取りと採寸からはじまりました。


足の型を取るための道具。濃く転写されたところが体重(負荷)がかかっているところです。

わたしは若干、甲が高い”ハイアーチ”ぎみの足。土踏まずが深いため、指の付け根部分に少し負荷がかかっていることがわかりました。

細かく測ってもらった足のサイズ。ここから左右の足の違いを見ていきます。
型をとってもらうとどんな風な癖があるのか、どう負担をかけているのか目に見えてわかります。
「足は体を支えているのか!」と当たり前のことに改めて気づかされた瞬間でした。日々の積み重ねで足の形がつくられているのですね。
わたしの場合、階段上がるときに踵をあげるというおかしな癖が積み重なり、足の甲が高くなっていたようです。
足の甲が高いハイアーチの人は、体重を踵や親指と小指の付け根の点で支えることになるため、魚の目やタコができやすかったり、足が疲れやすく、よくつるようになってしまうそうです。ひどくなってくると地面からの衝撃を受け切れず、膝や腰にも負担がかかってくるんだとか。。
予防のためにも、負荷のかかっているところをサポートするインソールを作ってもらうことになりました。

チャッカブーツを試着中。靴の履き方や選ぶポイントも教えていただきました。
リヒトリヒトさんでは3パターンのオーダーで受けられています。
- フルオーダー:一から木型を製作し、好みのデザインで自分の足にぴったりな靴を作る。
- デザインオーダー:お店にある木型やサイズをベースに、雑誌や写真を参考に自分好みのオリジナルデザインで作る。
- イージーオーダー:お店にあるデザインとサイズを選び、数種類の革の中から好みのものを選んで作る。
わたし自身はお店にあるものの中から選んでいたのですが、試着したカジュアルなチャッカブーツもかわいいし、スニーカーも普段使いに良さそう。スマートなウィングチップも素敵、、と実物を見たり、履いてみたりするとどれも魅力的でたいへん悩みました。
うんうん唸りながらわたしが選んだデザインはこちらです。

外羽根でオープントゥのスタンダードなデザイン。こちらは試作品でライン調整のため線が描かれています。
聞けば別のお客様からオーダーを受けて作りはじめた試作中のもの。こちらのわたしVer.をおまかせで作っていただくことにしました。

素材選びも悩みに悩んで

奥から出してきてくれた風合いのある日本の革に決めました。ビビっとくる瞬間ってありますよね。
「自分からこれがお勧めとは言わないようにしています。あくまでも自分は作り手でいたいから。その代わりできることを伝えています。だから悩む方が多いんですけど(笑)」
デザインを選ぶ際に金澤さんがこう仰っていたのが印象に残っています。
本当にとっっても悩みましたが(笑)、この言葉はお店のモットーに繋がっているなと感じました。これからどんな靴で歩きたいか、自分の足元を見つめ直すそんな時間をいただいたように思います。
わたしの元へやってくる日が本当に楽しみです。またこちらでも報告しますね。

カウンター奥で作業をする金澤さん。1足1足丁寧な手仕事には道具への愛情も感じられます。
リヒトリヒトさんでは靴のオーダーだけでなく、お手持ちの靴のインソール製作や修理、調整などの相談も受けられています。
小さなお店の中で、金澤さんの思いがたくさん詰まった靴たちと自分自身を見つめる時間に出会えます。ぜひ訪れてみてくださいね。

「 LICHT LICHT KAMIYAMA 」
営業時間 : 10-17時
定休日: 火・水
住所 : 徳島県名西郡神山町神領字北213-1
Email: info@lichtlicht-k.com Phone : 088-636-7920
※ちなみにお隣には前回紹介したお惣菜屋さん「535(ごみさんく)」さんがあります。
しずくチームでは田んぼ・畑仕事の日に美味しく利用させていただいています^^
あわせて見てみてくださいね。
http://shizq.jp/https-wp-me-pahpim-276/
FRAGRAN FOREST 除湿芳香剤 正式販売スタート!
こんにちは。神山しずくプロジェクトです。
このたび満を持して「FRAGRAN FOREST 除湿芳香剤」を本日より正式販売いたします!
神山杉のチップを使用した除湿芳香剤。生地の縫製やプリントもメイドイン神山にこだわって神山にて製作しました。シューズ芳香剤としてはもちろん、クローゼットに吊るしたり、タンスの中に直接入れてもご使用いただけます。無垢の杉チップなのでたくさん湿気を吸い、天日干しで乾燥させると湿気を吐き出してくれるので、繰り返し使っていけるエコな商品です。
ふわっと香る神山杉の香りが日々に癒しを与えてくれます
そしてモニター販売用の100セットは、私たちの予想を遥かに超えた反響をいただき2週間でSOLD OUT!
感謝の気持ちでいっぱいです。いただいたご質問等につきましては改めてお答えしてまいりますね。一足早くお届けできたモニターの皆さまから、「FRAGRAN FOREST 除湿芳香剤」を使用してみてのご感想をたくさんいただきました。
そこで今日は皆さまからいただいたお声をご紹介させていただきます。
使ってみてどうだったのか、ご満足いただけたのか、色んな方法で試してくださり私たちが思いも寄らなかった使い道も!ご検討中の皆さまも是非ご参考になさってくださいね^^
▪️FRAGRAN FOREST 除湿芳香剤に対してどのくらい満足いただけましたか

・主人の靴の臭いがキツイので試してみたいと思い購入しました。何を使っても効果がなかったのですが、FRAGRAN FORESTはすぐに効果が現れました?!下駄箱の臭いが少なくなっていたのです!会社のロッカーでも使ってみてと持たせたところやはり効果がでたようです。匂いも良いと喜んでいました。(50代 女性)
・消臭効果が予想以上で、かつ香りもいい。(50代 男性)
・出しっぱなしにしても違和感のないデザインが良いです!ほんのり香る森のような深い木の香りがとても癒され、下駄箱の中の湿気やこもった臭いが軽減されました。クローゼットに吊るしてみたら、クローゼットの中のこもった匂いが消え、木のいい香りがほんのりして、不快感が消えました。(30代 女性)
・自然の香りがとても良い。(40代 女性)
・除湿効果はいまいちな気がしたが、消臭効果はあると感じた。杉の香りも心安らぐ。本来の使い方ではないかもしれないが車内でこの香りが楽しめないか、シートのヘッド部分にぶら下げてみようかと考えてる。(30代 男性)
・繰り返し使える所や、ナチュラル素材な所が良いと思います。(40代 女性)
大多数の方に満足、やや満足という返答をいただきました!一番緊張していたこの質問。ほっと胸を撫でおろしました。
また香りに対してのご感想をたくさんいただきました。杉には鎮静(リラックス)効果が高いセスキテルペンという成分がたくさん含まれています。日々の忙しい生活の中で皆さまに癒しをお届け出来たら・・そんな思いで作ったFRAGRAN FOREST。こんな嬉しいお声が聞けて幸せです。
靴の消臭以外にもたくさんの使い道があることを、モニターの皆さまに教えていただきました。中には「こんな使い方をしたよ」と写真を送っていただいた方も!


ご愛用のレーシングヘルメットとグローブに入れて使ってくださいました☆思いも寄らなかった使い道!
▪️FRAGRAN FOREST 除湿芳香剤をお友達やご家族にご紹介したいですか

・杉の香りがいいのと、デザイン的にもいいので。(30代 男性)
・自分が使って良かったので良かったら使ってみて!と紹介したい。(40代 男性)
・皆が好みそうなシンプルでナチュラルなお洒落なデザインなので、プレゼントしても喜ばれそうだし、貰ったら嬉しい。SHIZQの理念も、付加価値の一つになるかなと思います。(30代 女性)
・木の香りという、万人受けする点が魅力的だからです。(20代 男性)
・木片を使った除湿剤が珍しいし、デザインもよかったから。(40代 男性)
・正直、しずくさんの商品は素敵ですが高価でしたので、紹介してもなかなか購入に至る知人がおりませんでした。しかし、こちらの商品は手の届きやすい価格ながら、しずくプロジェクトのコンセプトが詰まっているし、単純に良い物だと思いましたので紹介していきたいです。(30代 男性)
90%近くの方がお友達やご家族に紹介したいと返答いただきました!こちらの理由も嬉しいお言葉ばかり。デザインも褒めていただきデザイナーもホクホク顔です。ナチュラルな生地に合うように、また男性、女性問わないデザインにしています。なかなか手渡し出来ないという方にも、ギフトとしてオンラインショップからご注文いただけますのでぜひご検討ください◎
▪️商品のパッケージ(ビニールや箱入りなどに比べて省資源)に関してどう思いましたか

・プラスチックフリー推奨してるので、減らせるものはどんどん減らしていって良いと思う。(30代 女性)
・エコでとても良い。開ける手間、捨てる手間も省ける。(30代 女性)
・商品やSHIZQのコンセプトに合っていて良いと思います。(20代 女性)
・これからの日本に大切な活動。(40代 男性)
・環境問題に対する配慮となるので、積極的に進めてほしい。(40代 男性)
商品パッケージは、社内でも試作品をたくさん作り検討を重ね、しずくらしいエコパッケージに。それにしても、結構思い切ったので、モニターの皆さまの反応はどうだろうとドキドキ…。しかしながら予想を上回る高評価をいただき、これで間違いなかったんだと自信につながりました。

この他にもしずくに向けた応援メッセージもたくさんいただき、あたたかいお言葉にとても励まされました。
神山町の山や川を守るために始めたしずくプロジェクト。今年8年目を迎えました。改めて活動を続けてきて良かったと思うと同時に、これからも皆さまと繋がっていきたいと強く思いました。
しずくはこれからも新たな杉の価値を発掘すべく邁進してまいります!
8年目のしずくもどうぞよろしくお願いします。
新商品FRAGRAN FOREST 除湿芳香剤はこちらから
癒しをどうぞ!モフモフ看板猫の巻
2023.1更新
しずく7周年企画第2弾。今回は、しずく自慢の看板猫たちを、ただただ紹介する回です。笑
周年企画ということで、今回も過去の掘り出しもの写真も初公開!
看板猫が3匹のワケ
しずくギャラリーショップのすぐ近くで、ダンボールに入った3匹の子猫を見つけたのは2017年の5月。すでに役場の職員さんや近所の人も集まり困り顔。「今、引き取り手が見つからなければ、センターに持って行くしかない。」それは殺処分を意味します。ご近所さんも高齢でさすがに難しい…。子猫との出会いとは、たいがい突然&緊急です。前回のブログでお伝えした初代しずくが行方不明になってから、もう半年。寂しさが堪えていた時期でもありました。
かくして、3兄弟の猫たちがやってきたのです。

生まれた順は分かりませんが、成長速度や性格からしっくりくる兄弟順位が付いています。

それでは、3猫それぞれをご紹介。

まずは、長男さすけ。しっかり者で、兄弟想い。忠誠心にあふれ、母屋率高し。
筋肉質で、毛並みツヤツヤ、よく喋ります。
ギャラリーショップにお越しの際に、さすけに会えた方はラッキーです◎

長女しずく。先代の三毛猫からの襲名です。
紅一点、高く小さい鳴き声と、ふだんは無言でおとなしいザ・女子キャラタイプ。
ふこふこした毛並みで、かわいさ全開ですが、実は食いしん坊でちゃっかり者。

さいごは次男すずり。捨て猫にあるまじき高貴なモフモフ。冬はひときわ大きな毛玉と化します。
その見た目や声質から、女の子によく間違われます。
猫らしいマイペースさは1番ですが、子どもも大人も動物相手でも、ひるまず友好的な天性の看板猫!

1番多い質問は「どうして、こんなに人なつこいの?」
最後に、3匹に会ったお客さまに必ず聞かれる質問にお答えしましょう。3匹とも猫らしからぬ愛想のよさ。
「こんなに逃げずに撫でさせてくれる猫ちゃん初めて!!」というお言葉も沢山いただきます。
性格の違い以外で、そうなった理由として考えられることは…
・拾ったのが生後10日程(1匹200g)で、1ヶ月間、人間が授乳して育てた(昼夜問わず3時間おき…)。抱っこしたり、人間に慣れさせるために人の体の上でよく寝かせていた。
・子猫のうちは、怖がったり驚かせないように、大きな物音を立てない事や急に猫を持ち上げたりしないなど、最大限気をつけた(こちらの感覚で、ついやってしまうのを意識して注意)。
・子猫のうちから、あらゆるところを日頃から撫で回して慣れさせた。
・上記を注意しつつ、子猫のうちからたくさんの人に会わせた。
まとめると「人間は絶対的に味方」という刷り込みに成功したというところでしょうか。3匹一緒も心強かったと思います。
すずりを見ればわかる通り、海外猫の血が入っているので日本猫に比べて大きめの骨格。抱き心地は最高です。
ショップにお越しの際には、ぜひこの子たちを撫でてあげてくださいね~!

Instagramでは、猫たちの写真もたまにアップしています。
こちらも、よければご覧くださいね。

【7周年】いくつ知ってる?しずくのトリビア
こんにちは。しずくプロジェクトが2013年にスタートしてから、おかげさまで丸7年が経ちました。
今日は7年間を振返り、しずくのことをより知ってもらう意外な?トリビアをご紹介。あなたは、いくつ知っていますか??
1、食器のツートンが最初は逆だった

この写真、違和感ありませんか?これが最初のプロトタイプ。木目の赤白の色味が上下逆なんです。一般的な杉材に高値がつかない理由のひとつとして、この二色の色の差があります。短所と聞いたけど、杉らしさとも言える。それなら、それを個性にしたいと年輪が重なるように取ることで、二色のグラデーションをしずくのデザインとしました。
色のバランスや美しさ、強度などを再検討して、今のデザインにたどり着きました。
下が今の商品。ちょっとの違いですが、やはりこちらの方が断然美しいと思うんです!

2、プロジェクト名は、森のくりえだった!?

人の手で植えたにも関わらず、使い道を失ってしまった人工杉に対してデザイン事務所として何ができる?という命題で始まったこの取組み。クリエイティブな力で森の問題解決、という意味をこめて、森のくりえという名前にほぼ決まりかけていました。
しかし、決定直前にデザイナー廣瀬が「ちょっと待った!」。ロゴまで練り上げた上で「これしかない!SHIZQ!!」とブランド名・プロジェクト名が、鶴の一声で決まったそうです。
鮎喰川のしずくの一滴を増やしたい。私たちの取組みのゴールを明確に描く、しずくプロジェクトが生まれた瞬間でした。
3、最初はすべて受注生産

しずくを作れる職人は当初たったの一人。私たちがもっていたのは想いとアイデア。それを実現できる技術はない。叶えてくれたのは徳島の熟練の職人でした。職人にも普段、抱えている仕事があります。その仕事の間に私たちの製作をお願いすることになる上に、在庫を持てる余裕もない。最初は完全受注制、できあがりまで数ヶ月お待ちいただいていました。
写真は当時の事務所内に並べたもの。最初は高さを揃えるのも難しいものでした。
4、初出店の販売初日に売れたのは、たったの1個 …

売り場も持たない私たちが、最初にチャレンジしたのは大阪は阪急うめだ本店。くるみの木 石村由起子さんプロデュースのイベント企画でした。周りの出店慣れした店舗さんの中で、普段デスクワークの私たちは立ちっぱなしで脚パンパン。初日に売れたのは、ぐい呑みたったの1個だけ。
このために時間を割いて今までにない数の商品を作ってくれた職人に申し訳がなくって、自分たちのやってることは本当にこれでいいのかな…とまで思ってしまうほど悲しくつらい1日目でした。
5、ギャラリーショップ、実はただの軒先だった!

阪急のイベントを通じて、自分たちのお店を作ろう!と決意。でもお金も場所もありません。そこで白羽の矢が立ったのは、なんと事務所の外の軒下。
昔、雨でもかんたんな農作業をするための場所でした。小さいながらにすっかりお店として定着しましたが、店内なのに戸袋や金属製のNHK放送受信章など、よく見ると面影が残っているんです。
6、看板猫には先輩がいた
さすけ・しずく・すずりの3兄弟の人気看板猫。でも実は、三毛猫の初代しずく先輩がいたのです。
しずくの器の試作品を製材所の金泉さんに報告に行った帰り道、雨の中、轢かれそうになっていた子猫を保護。ずぶ濡れ猫を入れるものもなく、試作品が入ったしずくの美しい貼り箱に入れてあげることに。猫の名前にも、しずくと付いたきっかけをくれました。
7、若手職人・藤本の最初の仕事は大工仕事

2017年の春に「しずくの職人になりたい!」と大阪から移住してきた職人候補(当時)の藤本。職人の後継者を育てなきゃとイメージはありつつも、まだまだ募集などする前でした。受け入れ環境だってありません。
それでも彼はきっと私たちにとって大事な人物だろうという勘だけを頼りに「自分の職場づくりからやれるか?」と大工さんのアシスタントにつかせました。半年間、ろくろもそのための刃物にも一切触ることなく、「俺、大工になりに来たんだっけ?」と言い出すほど、神山でのものづくりの基礎を土台から築きました。
おまけ なぜか縁がある国はイタリア!
しずくの世界観・価値観に共感してくれる人はきっと世界にもたくさんいるはず、そう信じて、これまで海外にも届けて来ました。
そのなかで、食がテーマだったミラノ万博でしずくブースを出せたこと・唯一参加した海外デザインコンペで金賞、イタリア北部コモという別荘地の劇場まで受賞式に行ったこと。
地道な試行錯誤のくりかえしの毎日のなか、突然思いもよらないチャンスはめぐって来る。それを夢中になって必死でつかまえると、見たことのない景色が広がる…。
そんなことを思った、振り返りのトリビアさがしでした!
みなさんはいくつご存知でしたか?
これからも、みなさんにこれまでにない価値を届けられるよう、コツコツ地道に楽しみながら活動していきます。
おかげさまで8年目を迎えた、神山しずくプロジェクト。10周年めざしてがんばります!