こんにちは。しずくスタッフの佐坂です。
暑さもほんの〜り和らぎ、少しずつ秋の気配がしてきた今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私はというと、この猛暑を乗り切るために、川や海に行ったり、滝を見に行ったり、、ひたすら「涼」を求めて彷徨っておりました。(笑)
そんな日々を送っていると、あらためて自分が住んでいる徳島は、自然に恵まれているなと実感した夏でした。
しずくの食器も大自然からの賜物。
加工された後もまだ呼吸をし続けています。そのため、お手入れに少しコツが必要です。
しずくの食器を迎え入れてくださった皆さまには出来るだけ長くご愛用いただきたい・・わたしたちの願いでもあります。
そこで今回は食器のお手入れ方法を、今までお客さまからいただいた質問とともにお届けします。
すでにしずくの食器をお持ちの方も、これから購入を検討されている方も、ぜひこの機会にご覧ください!
Q1:食器を洗うときはどのように洗ったら良いですか?
A1:台所用中性洗剤を使って柔らかいスポンジや布で優しく洗ってください。
目の荒いスポンジ(写真:緑部分)、金属たわし、研磨剤付きスポンジ、クレンザーなどは表面にキズが付き破損の原因になります。
また亀・亀八(拭き漆)シリーズの長時間の浸け置きは、塗装の剥離や変形、割れの原因になりますので避けてください。
洗った後はさっと乾拭きしていただき、自然乾燥で大丈夫です。
Q2:温かい飲み物を入れても大丈夫ですか?
A2:耐熱加工は施してありますが、極端な温度変化は木製品の大敵です。ケトルやヤカンから直接熱湯を注ぐことは避け、まずは急須やポットでちょうど良い飲み頃(60℃前後)にしていただき、ご使用ください。
Q3:食器洗浄器、電子レンジは使用できますか?
A3:使用できません。食器乾燥機や電子レンジの高温・乾燥は木地を急激に歪ませ、割れ・ヒビの入る原因となります。また直射日光の当たる場所での保管もお避けください。
Q4:冷蔵庫に入れても大丈夫ですか?
A4:冷蔵庫も急激な温度変化と乾燥を伴うため、使用はお控えください。
Q5:金属製のカトラリーは使用できますか?
A5:金属製のカトラリーを使用すると、器を傷つける恐れがあります。
出来るだけ木製品のカトラリーを使用していただくことをオススメします。木製品のカトラリーはしずくの器とも相性バツグンです◎
Q6:傷が入ったり、欠けたりした場合修理はできますか?
A6:ヒビ以外なら修理できる場合があります。
修理と言っても元通りではなく、歴史や愛着を感じるような方法での修理となります。
まずはお問合せフォームよりご相談ください。
写真や現物にて確認後、お見積金額をお伝えの上、ご判断いただいています。
いただいた質問の中から特に皆さまからの疑問が多いものをまとめてみました。
陶器やガラスの器に比べて、ちょっと手間がかかるなぁと思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、その手間が“使う愉しみ“に繋がっていき、手をかけるからこそ愛着が生まれていきます。
しずくの器が自分だけの特別な食器になっていくことを、楽しんでいただければ嬉しいです。