みなさん、こんにちは。神山しずくプロジェクトの渡邉です。
先日東京に行った際、明治神宮に伺いました。毎年秋の大祭にSHIZQ製品を奉献する機会をいただいているので、参拝したいと思っていたからです。
厳かな拝殿や境内はもちろん、手入れの行き届いたたくさんの巨木を見られる貴重な機会でした。
そう思ってキョロキョロしながら歩いていると、こんなものを見つけました。みなさん何か分かりますか?
おそらく落ち葉を集めるためのちりとりです。木製でよく使い込まれ、先端の金属板は少し上向きで持ち手は傾斜に。使うために作られた道具であり「あ、これは民芸といえるのかな?どうなんだろう」と思ったのです。以前なら、こんなに細かい部分にまで目が行かず、そもそも存在すら気付かなかったと思います。
いよいよ明日の夜20時から、
見えてる風景が一変する どんどん分かる、繋がる
生物多様性から学ぶ、暮らしのオンライン学舎
第一回 生物多様性と民芸
が開催されます。
神山しずくプロジェクト10周年記念事業として、次の10年の指針に掲げた「生物多様性」を分かりやすくお伝えするためのオンライン講座です。面白く身近でわかりやすいテーマを選びました。
その初回に選んだのが民芸です。
民芸と聞いて私が最初に思い浮かんだのは「味の民芸」…チェーンレストランの名前です。。民芸調、民芸風、素朴であたたかみのある物、くらいの認識でした。
民芸とは旧字で民藝と書き、大正期にはじまった「民藝運動」のもとになった言葉です。
民藝運動とは?
____名も無き職人の手から生み出された日常の生活道具を「民藝(民衆的工芸)」と名付け、美術品に負けない美しさがあると唱え、美は生活の中にあると語りました。(中略)近代化=西洋化といった安易な流れに警鐘を鳴らしました。物質的な豊かさだけでなく、より良い生活とは何かを民藝運動を通して追求したのです。(日本民藝館HPより)
私たちは日頃ありとあらゆる道具や物に囲まれて生活しています。これを読んでくださっている今の今も、顔を上げると様々な物が目に入ってくるでしょう。今、身につけている衣服だって生活に欠かせない大事なもののひとつです。
そんな日常のなかにあるものに着目したのが民芸であり、暮らしと密接に関わる民藝を生物多様性の視点から紐解きます。
現代のライフスタイルを見直すヒントもあるかもしれません。
リアルタイム参加では質問なども受け付けますので、ご都合の合う方はぜひ明日20時にオンラインでお会いしましょう!お待ちしています!!
「生物多様性と民芸」
■日時:2023年8月11日(祝金)
■時間:20:00から22:00
講座の前半でゲスト講師の坂田昌子さんに1時間程度お話しいただき、後半は質疑応答&参加者のディスカッションタイムとします。
■参加無料・申込み不要
■参加方法
ZOOMによるオンライン講座です。
開始15分前から入室いただけます。「 ZOOMに参加」ボタンを押してアクセスしてください。どなたでもご参加いただけます。
ミーティング ID 846 7997 1291
パスコード 429212 を使用してアクセスすることも可能です。
カメラオンでご参加いただけると嬉しいですが、カメラオフ・耳だけ参加でも問題ありません。講座内容は録画・後日アーカイブ配信予定です。
ぜひ多くの方のご参加をお待ちしています。
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