しずくの活動報告

神山しずくプロジェクトの活動は、神山町の山林環境を良くすることで、水源を守っていくことを目的としています。そのためには、人工林の手入れ(間伐)が不可欠です。活動を始めてから1年半。

時間があれば山に入り、山や木のこと、道具の使い方から、安全確保の方法などを、いろいろな方に教わりながら学んできました。そして、この週末、いつも商品の材料でお世話になっている製材屋さんの山に入り、初めて自分の手で、杉の木を切らせて頂きました。

プロが倒した木の枝打ちや、後処理などをお手伝いしながら、切る方法を学んで来たのですが、観るのとやるのとでは大違い。全くうまく出来ませんでしたが、何とか無事「間伐」することが出来ました。倒した瞬間、いろいろな想いがこみ上げてきて、なんだか不思議な気持ちになりました。

木は「生き物」だったことを再認識し、自然に感謝の気持ちが湧いてきました。とても小さいけれど、一歩を踏み出せた気がしています。これからも山に入り、自分たちで出来ることを少しずつ、だけど着実に継続して行きたいと思っています。

 

今日はそんなご報告でした。ご協力頂いたみんなに感謝して。