「あい」のはなし

昨日はしずく製品の加工をして頂いている誠秀工芸さんへ、木材を運びつつ新年のご挨拶に。

工房にあった「あい」が入った木。

右下に入った青い線は、「あい」や「あお」とも呼ばれるブルーステインという現象です。

カビではなく乾燥前に色を変える菌が入り込むことで変色するものの、

害もなく強度も変わらないので建材には問題なく使われています。

しかし工芸品としては美しさが損なわれるため全くの無価値になってしまいます。

そこで前回登場した乾燥棚。湿気で繁殖しやすい、材を重ねて置く方法ではなく、独立させるよう二段に、さらに台もいずれ錆びが付着してしまうかもしれない素材でなく木ですのこ状に。

手作り、こだわりの棚なのです。それでも「あい」が入ることは起こり得ます。

あい」の入ってしまった木は素材の色味を生かす鶴Tsuruシリーズでは使えないものの、

漆塗りをすれば影響がないため、亀Kameシリーズのなかで有効利用していく予定です。

(「あい」の入った木=亀Kameシリーズではありません。)