私たちの想い
山や川を守るために、私たちは「木を使う」活動を始めました。
子どもたちの未来に少しでも多くの「しずく」を残せるように、小さな活動をひとつひとつ積み重ねていきます。
せっかく雨が降ったのに
かつての自然林は、光が降り注ぎ、土は柔らかく、地中にたっぷりと水を含み、時間をかけて川へと雨を送り出していました。
しかし、人工林となった今の山は針葉樹が密集し、地面に光が届きません。そのため、下草が生えず、土が固くなり、雨は地表を一気に流れてしまいます。
山の保水力が弱まったことで、日常流れる川の水量が年々減ってしまっているのです。
川の水を守りたい
神山町では30年前と比べ川の水量が約3割に減っています。川の水を増やすためには、過密になってしまった杉を切って、山肌に光が届くようにすることが大切です。私たちは、杉を切るために、杉の新たな活用法を考えてみました。
●杉の製品をつくる ●薪にして使う
大規模な投資をするのではなく、これが私たちにもできる等身大の取り組みとして。